ブリヂストンは11月4日、同社が「POTENZA」ブランドのタイヤでサポートする「TGR TEAM au TOM'S」が「2025 AUTOBACS SUPER GT」のGT500クラスでシリーズチャンピオンを獲得したと発表した。
ブリヂストンタイヤ装着チームがSUPER GTのGT500クラスでシリーズチャンピオンを獲得するのは2016年から10年連続となる。また、同じく同社がサポートする「K2 R&D LEON RACING」がGT300クラスでもシリーズチャンピオンを獲得し、GT500とGT300の両クラスを制覇するのは通算5回目となった。
今シーズンのSUPER GTにおいて、ブリヂストンはDRY用タイヤに新コンパウンドを適用し、WET用タイヤには新パターン・新コンパウンドを搭載するなど、進化を続ける車両やドライバーの最高のパフォーマンスを引き出すタイヤ開発・供給を行った。
「TGR TEAM au TOM'S」の伊藤大輔監督は「開幕戦からスタートダッシュを決められたのも、ブリヂストンとシーズン前から開発テストを行って、いいタイヤを選ぶことができたおかげ」とコメント。「K2 R&D LEON RACING」の黒澤治樹監督も「ブリヂストンのいいタイヤに支えられて、全員がよくやってくれた」と感謝を述べた。
ブリヂストンの今井弘常務役員は「GT500クラスにおいて当社サポートチームが10連覇し、GT500とGT300の両クラス制覇も達成できたことは、大きな誇り」と語り、今後もモータースポーツへの熱い情熱を胸にタイヤメーカーとして技術を磨き続けると表明した。




