販売店が語る“買って間違いないHKSサスペンション”、減衰力調整でここまで変わる!

販売店が語る“買って間違いないHKSサスペンション”、減衰力調整でここまで変わる!
販売店が語る“買って間違いないHKSサスペンション”、減衰力調整でここまで変わる!全 31 枚

国内最大にして世界的総合チューニングパーツメーカーであるHKS。エンジン内部のパーツからマフラーやキャタライザーまで幅広くリリースしているが、自社内製にこだわって製造しているパーツの一つがサスペンションだ。

【画像全31枚】

◆自社一貫生産でハイクオリティなHKSのサスペンション

HKS販売店試乗会会場HKS販売店試乗会会場

海外製サスペンションも多い中、HKSは一貫して自社製にこだわり、サスペンションを進化させてきた。HIPERMAXシリーズは1、2、3、4と世代を重ね、2021年にリニューアルされた。ストリート向けの「S」とサーキット向けの「R」というラインアップになった。

大径ピストンを使い、幅広い減衰力を発生させる単筒式構造にこだわっている。その内部パーツも徹底的に見直してきた。さらに組み合わせるスプリングまで自社製造というのがHKSのこだわりだ。理想の性能を引き出すため鋼材から見直し、SとRはより上質な乗り心地と幅広い性能を手に入れた。

基準となる標準減衰力から締め、緩めと差を体感できる貴重な機会基準となる標準減衰力から締め、緩めと差を体感できる貴重な機会

そんなHKSのサスペンションをより深く理解してもらう体感イベントが愛知県で開催された。今回のイベントはパーツ量販店やGRガレージのスタッフに向けたもの。

クローズドコースをデモカーで走行するが、1台ずつじっくり時間を取り、まずは減衰力を出荷状態の30段階調整の真ん中に設定して、その後、減衰力を締め込んで走行し、緩めて走行し、前後バランスを変えて走行する。試乗は、販売店スタッフがドライブし、HKSスタッフが助手席からアドバイスする形式をメインに行った。

想像以上の違いを体感して会話が弾んでいた想像以上の違いを体感して会話が弾んでいた

これまでもHKSでは本社で販売店スタッフ向けの研修会を随時実施してきたが、今回のようにコースを走行しながら行う研修会は初めてである。「実際のお客様と触れ合うスタッフの方に体感していただくことで、より深くHKSのサスペンションを理解していただけるかと思います」とメーカー担当者は語る。

「サーキット走行時に、具体的にどのようなインフォメーションによって、減衰力を締めるのか、緩めるのかの調整方法も、HKSと販売店スタッフで共有できるため、ユーザーによりきめ細やかなサービスが可能になります。今回をスタートとして全国でこのイベントを開催し、HKSのサスペンションに詳しい販売店スタッフが増えていただければと思います」

実際に走行体験をした販売店の方々に話を聞いてみると、SとRの違いや変化を感じた様子だったのでコメントをまとめてみた。HKSサスペンションを検討しているならばぜひ近くの販売店へ話を聞きに行って欲しい。

<GR Garage港・名四 伊藤さん>

HKS × TOYOTA GR86HKS × TOYOTA GR86

当店ではSとRで迷われるユーザーが多いです。もちろん、ストリートならS、サーキットならRという認識はありましたが、実際に乗ってみてSで減衰力を締めていくとグリップが出る感触があり、Rで減衰力を抜いていくと路面追従性が上がります。そこでミニサーキットならSでも良く、国際サーキットクラスならRという考えがより明確になりました。

また、ホンダ『シビックタイプR』はRでもかなりマイルドな乗り心地で、車体の大きい車種は街乗りメインでもRもありだと思いました。実体験できたことでユーザーとのトークに役立ちますし、減衰力のアドバイスも的確にできると思います。

<クラフト尾張旭店 大矢さん>

HKS × TOYOTA GR YARISHKS × TOYOTA GR YARIS

HIPERMAXシリーズは街乗りでの乗り心地が良く、突き上げも少ないです。それでいてロール感は抑えられています。減衰力調整で乗り心地を和らげたり、スポーティに振ったりと差がわかりやすく、幅広い調整ができるので、おすすめしてきました。

Sは街乗りのイメージでしたが、今回の体感では、締め込むとしっかりスポーティに走れ、緩めると明確にロール感が出て違いがわかりやすかったです。Rは減衰力を締めても突き上げが少なく乗りやすいと感じ、緩めるとロール感を抑えたままで、安心して走りを楽しめます。

ユーザーはSとRを乗り比べた経験がほとんどないので、この機会のおかげでお客様に合わせたモデルを的確におすすめできます。

<スーパーオートバックス岐阜 村瀬さん>

HKS × HONDA CIVIC TypeRHKS × HONDA CIVIC TypeR

初めてSとRの乗り比べをしましたが、違いは強く感じられました。まず、HKSのサスペンションはクルマがブレず安定して走れることを実感。減衰力調整で大きなコーナーほどクルマとサスペンションの一体感が高まることもわかりました。SとRの乗り心地の違い、各々の減衰力調整による変化も体感できました。

当店ではRの指名買いが多いですが、その特性をより的確に案内できるようになりました。HKSのサスペンションはもともと自社製でクオリティが高く、テストを重ねて開発されているので自信を持っておすすめしてきましたが、今回の体感で「これを買えば間違いない」とさらに確信できました。

<ジェームス名古屋西店 上條さん>

HKS × TOYOTA GR86HKS × TOYOTA GR86

シビックタイプRにRを装着したクルマに乗りましたが、FFとは思えないノーズの入りでよく曲がり、リアが破綻しない仕上がりの良さを感じました。トヨタ『GR86』はFRらしいハンドリングの楽しさが際立ちます。減衰力は最も締め込んでも破綻せず、どのタイヤがどう働いているか掴みやすくなりました。

Rは出荷セットで街乗りでも疲れにくく、攻めることも可能。ハードにするとクイックになりサーキットも楽しめる。ソフトにするとかなりマイルドになり、長距離でも疲れにくいと感じました。今回の体感はユーザー説明の大きな武器になります。これまでタイヤの試乗会はありましたが、サスペンションは機会が少なく、非常に貴重でした。指名買いでない方にも、最適な提案ができるようになったと思います。

<ジェームス安城店 坂井さん>

HKS × TOYOTA GR YARISHKS × TOYOTA GR YARIS

SとRを同条件で比較する機会はなかなかなかったので貴重でした。自分はRが好みで、硬さはあるものの嫌な感じではなく、挙動の抑え方が良いと感じました。走り出しからノーズの入りの良さがあり、減衰力をソフトにするとアンダーステア傾向に。つまり減衰力調整で性格がはっきり変わるセッティング幅の広さが魅力です。

ソフトにすれば街乗りも快適なのでRはおすすめ。GR86ではアクセルで挙動をコントロールでき、『GRヤリス』ではハードにセットするとまた違った挙動の楽しさがありました。HKSのサスペンションは実績があり信頼でき、多様なニーズに応える懐の深さを再認識しました。

<トヨタカローラ三重サーキット通り店 松野さん GR Garage Matsusakaカローラ三重 堀さん>

HKS × HONDA CIVIC TypeRHKS × HONDA CIVIC TypeR

マイカーのGR86にSを装着しています。これまで減衰力は標準で乗っていましたが、ハードにすると挙動の収まりが良く、好みのフィーリングでした。ソフトにするとコーナリングでふわっとした感触に。Rはサーキット向けでもっと硬いと思っていましたが、街乗りも快適にできるほど乗り心地が良い。ハードめにすると硬さはありますが、ソフトにすると快適に街乗りできると感じました。GRヤリスも動きの収まりが良いと感じました。(松野さん)

Rはサーキット用というイメージでしたが体験して印象が変わりました。Rも減衰力をソフトにすれば街乗りOKで、体感できたことで自信を持っておすすめできます。価格はSとRで数万円差なので、街乗りもいけるならRも有力だと思いました。当店は街乗りユーザー様が多く、これまではSを推していましたが、Rも選択肢に入ると考えます。Rならではのハンドリング、ステアリング応答の良さがあり、走って楽しいと感じました。(堀さん)

《加茂新》

加茂新

加茂新|チューニングカーライター チューニング雑誌を編集長含め丸15年製作して独立。その間、乗り継いたチューニングカーは、AE86(現在所有)/180SX/S15/SCP10/86前期/86後期/GR86(現在所有)/ZC33S(現在所有)。自分のカラダやフィーリング、使う用途に合わせてチューニングすることで、もっと乗りやすく楽しくなるカーライフの世界を紹介。

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