「豪華すぎる」マイバッハ初の2シーターオープンカーが日本初公開! 左ハンドルのみで3650万円から…ジャパンモビリティショー2025

メルセデスマイバッハSL 680 Monogram Series(ジャパンモビリティショー2025)
メルセデスマイバッハSL 680 Monogram Series(ジャパンモビリティショー2025)全 10 枚

メルセデスベンツは、「ジャパンモビリティショー2025」において、最上位オープン、メルセデスマイバッハ『SL 680 Monogram Series』(『マイバッハSL』)を日本初公開。10月29日より販売を開始した。左ハンドルのみの受注生産車となり、価格は3650万円からとなっている。

【画像】メルセデスマイバッハSL 680 Monogram Series

◆最上級の2シーターオープンスポーツ

この2シーターオープンモデルは、SLの象徴的なシルエットをマイバッハならではの手法で表現。洗練された美学と最高の快適性を融合したアスリートのようなプロポーションが、オープンエアクルージングに新たな世界を切り拓くとしている。

熟練したクラフトマンシップ、上質な素材、精緻なデザインディテールなど、マイバッハを特徴づけるすべての要素が、ダイナミックなドライビングエクスペリエンスと融合した。

メルセデスマイバッハSL 680 Monogram Series(ジャパンモビリティショー2025)メルセデスマイバッハSL 680 Monogram Series(ジャパンモビリティショー2025)

「MAYBACH」レタリングが目を引くフロントグリルには、マイバッハとして初めてAシェイプの輪郭を採用し、クローム仕上げのピンストライプと相まって、視覚的な重心を大きく下げ、スポーツカーらしいスタイルを演出している。このフロントグリルおよび、MAYBACHのレタリングは、発光機能を持つイルミネーテッドラジエーターグリルとなっており、昼夜を問わず圧倒的な存在感を放つ。

フロントバンパーのワイドなエアインテークと印象的なクロームトリムは、マイバッハSLのスポーティな性格をさらに強調している。フロントウインドウフレームもクロームで仕上げられている。また、ヘッドライト内部にあしらわれたローズゴールドのアクセントとマイバッハロゴ、ボンネットマスコット、クロームフィン、専用ボンネットが、マイバッハならではの個性的なフロントマスクを形成している。

◆マイバッハロゴがそこかしこに

メルセデスマイバッハSL 680 Monogram Series(ジャパンモビリティショー2025)メルセデスマイバッハSL 680 Monogram Series(ジャパンモビリティショー2025)

リアエンドは、マイバッハのロゴをあしらったリアコンビネーションランプ、クロームトリム、ルーバーによって上下に二分割されたエグゾーストエンド、ディフューザーを備えたマイバッハ専用デザインの特徴的なリアエプロンが、エレガントな外観を引き締めている。

シート後方にはエアロダイナミクスを追求してデザインされたダブルスクープが配され、オープンモデルならではの個性的なエクステリアを強調している。ボンネットのクロームフィンとサイドスカートのクロームトリムは、2シーターのスタイリングにエレガントなタッチを加えている。

アコースティックソフトトップには、ライトブラックのファブリック素材にアンスラサイトカラーのマイバッハパターンが上品にあしらわれている。この洗練されたアクセントは、ソフトトップを開いたときにも閉じたときにも見ることができる。

また、アルミニウムとスチールによるソフトトップフレームは、SLのモデル名が意味する「スーパーライト」に相応しい軽量構造となっている。ソフトトップは約15秒で電動開閉され、60km/hまで開閉操作が可能である。

◆「レッドアンビエンス」と「ホワイトアンビエンス」

メルセデスマイバッハSL 680 Monogram SeriesメルセデスマイバッハSL 680 Monogram Series

美しさとスポーティさが融合したマイバッハSLの魅力を表現するために、厳選された2つのデザインコンセプトを採用した。

「レッドアンビエンス」は、外装色に「MANUFAKTURガーネットレッド(メタリック)」を採用し、内装色の「MANUFAKTURクリスタルホワイト(ナッパレザー)」とのエレガントなコントラストを生み出している。マイバッハの新たな2シーターモデルのために専用開発されたボディカラーは、鮮やかで深みのある色彩と独特の奥行き感が特徴となっている。

「ホワイトアンビエンス」は、外装色に「MANUFAKTURオパリスホワイトマグノ(マット)」を採用し、内装色の「MANUFAKTURクリスタルホワイト(ナッパレザー)」との統一感を演出している。

いずれもブラックトーンで仕立てられたボンネット/ソフトトップと外装色のコントラストによって、マイバッハならではの贅沢なツートーンデザインを生み出している。

◆レザーの縫製にまでクラフトマンシップが宿る

メルセデスマイバッハSL 680 Monogram Series(ジャパンモビリティショー2025)メルセデスマイバッハSL 680 Monogram Series(ジャパンモビリティショー2025)

インテリアには、多数のマイバッハ専用装備を採用している。コーヒー豆の殻をなめし剤の原料として使用するなど持続可能性に配慮した方法で生産されている「MANUFAKTURクリスタルホワイト(ナッパレザー)」は、車内全体に輝くような印象を与え、優雅で広々とした雰囲気を創出している。

シートに施された花びらを思わせるフローラルデザインの刺繍加工は、フロントシートだけでなくリアコンパートメントにも引き継がれ、エンボス加工のマイバッハエンブレムが格調高いアクセントを加えている。

レザーの縫製にまでクラフトマンシップが宿る上質なシート素材が、マイバッハならではの最上級の乗り心地を提供する。また、シルバークロームのインテリアトリムとホワイトカラーのシートバックレストが華やかなコントラストを生み出している。

パワートレインには、最高出力430kW(585ps)の4リットルV型8気筒ツインターボエンジンを採用している。アクセルペダルの操作に応じてスムーズにシフトする9G-TRONICオートマチックトランスミッションと組み合わせることで、マイバッハらしいダイナミックかつ滑らかな乗り心地を実現している。また、ソフトエンジンマウントの採用により、静粛性と快適性も高めている。

《森脇稔》

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