電気自動車専用サービス「ウーバー・グリーン」、「ウーバー・エレクトリック」に名称変更

電気自動車専用サービス「ウーバー・グリーン」を「ウーバー・エレクトリック」に改名
電気自動車専用サービス「ウーバー・グリーン」を「ウーバー・エレクトリック」に改名全 3 枚

ウーバー(Uber)は、電気自動車専用サービス「ウーバー・グリーン」を、「ウーバー・エレクトリック」に名称変更すると発表した。

【画像】EV専用サービス「ウーバー・グリーン」を「ウーバー・エレクトリック」に改名

同社によると、過去5年間でウーバーは世界で最も広く利用できるEV配車プラットフォームとなり、ウーバードライバーの電動化速度は米国、カナダ、ヨーロッパの一般ドライバーの5倍に達している。現在、世界で20万人以上のEVドライバーが同プラットフォームで数百万回のゼロエミッション配車を行っており、利用者の4人に1人がウーバーで初めてEVに乗車したと回答している。

今年初め、ウーバー・グリーンは米国で100%電気自動車サービスとなった。今回の名称変更により、利用者にとってゼロエミッション配車がより分かりやすくなる。

ドライバー向けには新たに「Go Electric」補助金制度を開始し、EVへの乗り換えに4000ドルを支給する。この補助金はニューヨーク市、カリフォルニア州、コロラド州、マサチューセッツ州のドライバーが新車・中古車問わずEVを購入する際に利用できる。

さらに、全米のウーバードライバーはトゥルーカー経由でEVを購入する場合、1000ドルを受け取ることができる。

技術面では、バッテリー残量対応マッチング機能を拡張し、キア、ヒョンデ、フォード、日産、フォルクスワーゲン、メルセデスベンツなどの主要EVメーカーを含むようになった。この機能はヨーロッパ、カナダ、米国の25カ国で展開される。

この機能はウーバーのEVドライバーから最も要望の多かった機能で、現在のバッテリー残量で完了できる配車のみとマッチングされることを保証する。

ウーバー・エレクトリックは、よりクリーンで接続された未来に向けた同社の取り組みの一歩であり、全電動配車を簡単な選択肢にすることを目指している。

《森脇稔》

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