日産・ホンダ「よりを戻す」? 米国で車両の共同開発へ[新聞ウォッチ]

日産自動車 イヴァン・エスピノーサ社長と新型エルグランド(ジャパンモビリティショー2025)
日産自動車 イヴァン・エスピノーサ社長と新型エルグランド(ジャパンモビリティショー2025)全 2 枚

昨年暮れには「経営統合」に踏み込んだ電撃的なニュースが飛び込んできたたかと思いきや、年が明けるとあっけなく「破談」を発表するなど、この1年を通じて自動車業界を震撼させた日産自動車とホンダだったが、そんなぎくしゃくしていた両社が再び“よりを戻す”かのような記事をきょうの読売と日経が報じている。

【画像】日産 エスピノーサ社長とホンダ三部社長

このうち日経は1面のトップ記事に「日産、ホンダと車両開発へ」とのタイトルで「日産のイバン・エスピノーサ社長が、米国でホンダと車両開発を検討していることを明らかにした」と取り上げている。

日経の取材では、電気自動車(EV)かハイブリッド車(HV)かなど具体的な車種に対する言及は避けたが、基幹部品であるパワートレイン(駆動装置)の共同開発も進める考えで、競争力を左右する自動車開発での協業に踏み込むという。

さらに「米国では高関税など市場環境が厳しさを増しており、両社で協力して生き残りを図る」とも。

一方、きょうの読売もエスピノーサ社長のインタビュー記事を掲載。そのなかでは「2027年度以降の長期戦略をまとめた経営計画を今年度中に策定する」と明らかにしたという。具体的には、経営計画について「従来は3年単位の計画が多かったが、『向こう10年の計画を立てる。(道しるべとなる)北極星がないことが従業員の不安の種だった」と説明。

一方、経営統合協議の破談後も継続しているホンダとの協業検討について、エスピノーサ氏は「北米に焦点を当てている」と語ったという。両社は昨年8月、駆動装置の共通化を目指すことなどで合意しており、「厳しさを増す米国での車両開発を急ぎたい考えだ」とも伝えている。

2025年11月14日付

●トヨタ初の米電池工場、EV・HV用柔軟な生産目指す (読売・8面)

●ガソリン補助金増額開始、暫定税率廃止まで段階的(読売・9面)

●日産追浜工場、160人雇用維持、部品生産・車両検査など継続 (朝日・9面)

●三菱ふそう下請法違反認定、公取委勧告、金型 無償保管させる(朝日・25面)

●中国電気バス欧州警戒、遠隔操作の恐れ6000台導入 (産経・9面)

●「車取得時の税軽減を」愛知など11都県、緊急声明文(産経・10面)

●ダイハツ、部品鋳造にバイオ燃料 (東京・4面)

●日産、ホンダと車両開発へ、協業で米国てこ入れ、高関税下、コスト競争力向上(日経・1面)

●中国新車販売9%増、10月、新エネ車初の5割超 (日経・11面)

●中古車登録・届け出、10月0.9%減 (日経・15面)

《福田俊之》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『セリカ』ついに復活へ、GRスポーツ戦略は3本柱に?
  2. 全取締機に対応! ユピテル、レーザー&レーダー探知機2機種を発売 制限速度表示など新機能も
  3. スバル『レヴォーグ』は次期型を待つべきか、現行型を買うべきか…ストロングハイブリッド投入時期は?
  4. 置くだけ20秒設置、スズキ『スペーシア』系列専用「LEDコンソールボックス」発売
  5. ホンダアクセス、『フィット』向け「テックマチックシステム」改良…マルチビューカメラ装備車にも対応
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 警察庁、高齢運転者技能検査を見直しへ 合格者の事故率を追跡調査してみたら…
  2. 手放し走行で累計2000万km超、BMWの先進運転支援「Highway Assistant」…高速道路で最高130km/hまで手放し走行可能に
  3. GaNで車載オーディオが変わる? 次世代D級アンプが示した高音質化の可能性
  4. 山岳トンネル工事でロックボルトを自動打設、三井住友建設が「離れteロック」開発…俵山・豊田道路第2トンネル工事に導入
  5. フィジカルAIがもたらす自動車業界の地殻変動とモビリティの未来…博報堂DYホールディングス 執行役員 CAIO 森正弥氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る