日産『NV200バネット』、特装車シリーズ各車を仕様向上…12月発売で252万4500円から

日産『NV200バネット』の特装車シリーズ
日産『NV200バネット』の特装車シリーズ全 8 枚

日産モータースポーツ&カスタマイズは、『NV200バネット』をベースとした車中泊仕様車「マルチベッド」、ライフケアビークル(LV)「チェアキャブ」、商用特装車「ワークユースビークル」を一部仕様向上し、12月15日に発売する。価格は252万4500円からとなる。

【画像】日産『NV200バネット』の特装車シリーズ

今回の仕様向上では、各種法規に適合するとともに、快適な運転をサポートする「先行車発進お知らせ機能」に加え、使い勝手の良い「ドアロック連動格納機能付ドアミラー」や車線変更をサポートする「コンフォートフラッシャー」を全グレードで標準装備した。また、サイドターンランプ付きドアミラーを採用し、右左折時におけるターンランプの視認性を向上させた。

内装に関しては、全席シートを「抗菌仕様」にするとともに、運転席と助手席には「スパイナルサポート機能」を追加することで、長時間のドライブにおける疲労感の低減に貢献する。

また同時に「マルチベッド」において、ベース車として新グレード「GX Outdoor Black Edition」を追加し、同グレードでは、耐久性、撥水性にすぐれたCORDURA製ベッド生地や、サンドベージュ モノトーンのボディカラーを新規採用した。

「マルチベッド」は、日常的には家族の送迎や通勤、買い物などに使用しつつ、アウトドアスポーツや大きな機材を使用する趣味を楽しまれる方、あるいは、ペット連れの旅を楽しまれる方のために、跳ね上げ収納式のベッドシステムを備えることにより、高い実用性と快適な休憩のためのスペースを同時に提供するモデルだ。

「チェアキャブ」は、車両後部のスロープから車いすのまま車内に乗り込める車両。コンパクトで取り回しのしやすいボディサイズでありながら、充分な室内空間を持つNV200バネットの特長を活かし、主に病院や福祉施設の送迎車や介護タクシーなど、法人向けの需要に適した多人数乗りの車いす仕様車としている。使い方や乗車人数に合わせた3種類の室内レイアウトを設定しており、車いすやストレッチャーの乗員を含めて5~7名が乗車することが可能である。

「ワークユースビークル」シリーズには、保冷バン、リフター付バン、VX2人乗りバン、外装VX仕様ルートバンの4種類をラインアップしている。保冷バンは積荷の温度を保って運搬する車両で、リフター付バンは重量物の積み降ろし用に自動昇降リフターを備えた車両。VX2人乗りバンは好評のVXグレード並みの装備や外装デザインを採用した2人乗りバンを特装車としてラインアップし、外装VX仕様ルートバンはカラードバンパーやフルホイールカバーを採用し、VXグレードと同等の外装デザインとしたルートバンを特装車としてラインアップしている。

《森脇稔》

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