サイドミラーの死角を減らせる補助ミラーは、アナログとデジタル、どっちが買い?[特選カーアクセサリー名鑑]

SEIWA・RAY29
SEIWA・RAY29全 7 枚

便利に使える秀作「カーアクセサリー」を厳選して紹介している当連載。今回は、サイドミラーの視界を広げられるサポートミラーの注目株を紹介する。ここに来て車種専用モデルの新作も加わっている。トヨタ『ハイエース』、スズキ『ジムニー』、マツダ『CX-5』、『CX-8』のオーナーは、特にご注目を♪

【画像全7枚】

さて、サイドミラーの視界にはどうしても死角ができる。死角となるのは主に、真横方向と下方向だ。ちなみに、運転席側のミラーよりも助手席側のミラーの方が見える範囲が狭くなる。

EXEA・サポートミラー(EW-69)EXEA・サポートミラー(EW-69)

なので特に助手席側の視界を広げたいと思ったときには、補助ミラーの使用が吉と出る。例えば「EXEA(エクセア)」からリリースされている『サポートミラー(EW-69)』(価格:オープン、実勢価格:1280円前後)のような小型ミラーをサイドミラーに取り付ければ、死角を減らせる。

なお当品では特に下側の視界を広げられるので、駐車時に白線や縁石が見やすくなる。しかもサイドミラーの視界も妨げない。

取り付けも簡単に行える。両面テープで貼り付ければOKだ。さらにはミラーを上下に13度、左右に10度動かせるので、装着した後からも見やすい角度に微調整できる。また広角R300曲面鏡が使用されているので、コンパクトな割に視界が広い。そして何よりリーズナブルで導入のハードルが低い。デジタルタイプのように配線作業が必要とならないこともメリットだ。

SEIWA・RAY29SEIWA・RAY29

一方、デジタルタイプのサポートミラーを使うという手もある。「SEIWA(セイワ)」からは、車種専用モデルが3機種用意されている。

顔ぶれは以下のとおりだ。トヨタ・ハイエース専用の『RAY27』(価格:オープン、実勢価格:1万9800円前後)、スズキ・ジムニー専用の『RAY18』(価格:オープン、実勢価格:1万8800円前後)、これらが昨年に発売されていて、この10月に新しくマツダCX-5(KF系)/CX-8 (KG系)専用の『RAY29』(価格:オープン、実勢価格:1万9800円前後)も登場している。

これらはすべて、サイドミラーで死角となる後方の真横側の視界を広げてくれて、さらにはモニターがタテ型なので下方向も見やすくなる。

なおカメラはいずれも助手席ドアのすぐ前のボディに取り付ける。ちなみにカメラは一定の防水性能が確保されていて安心して使用可能だ。そしてHDR&WDR機能も搭載済みで、明暗差のあるシーンでも映像の明るさとコントラストが適正に保たれる。

SEIWA・RAY27SEIWA・RAY27

モニターの取り付け位置は以下のとおりだ。ハイエースでは助手席側Aピラーのアシストグリップに、ジムニーでは助手席左側のダッシュボード前面、助手席右側のダッシュボード前面、運転籍右側のダッシュボード前面のいずれか、そしてCX-5/CX-8では、センターのエアコン吹き出し口中央に、それぞれすっきりと取り付けられる。また各モニターステーにはボールジョイント等が採用されていて角度調整の自由度が高い。

そのモニターは、スマホに近い6.25インチでほどよく見やすい。静電タッチパネルが採用されていて、カメラ位置や明るさの調整はタッチ操作にて行える。

いかがだったろうか。手軽さでいえばアナログタイプが大きくアドバンテージを発揮するが、見やすさでいうとデジタルタイプが有利だ。ここで紹介したモデルの対応車種に乗っているのなら、これらの導入を検討する価値は小さくない。

今回は以上だ。次回以降も気の利いた最新「カーアクセサリー」を選りすぐって紹介していく。お楽しみに(記事中の価格はすべて税込。実勢価格は編集部調べ)。


星光産業 EXEA 車外用品 サポートミラー EW-69
¥818
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)



《太田祥三》

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