日野自動車は11月13日、群馬県太田市と包括連携協定を締結したと発表した。同社のラグビー部「日野レッドドルフィンズ」の活動を通じて地域社会の発展に貢献することが目的だ。
太田市には日野の主要工場の一つである新田工場があり、同社にとって縁深い地域となっている。日野レッドドルフィンズは協定締結以前から、「太田スポーツ・レクリエーション祭」や「OTAスマイルフェスタ」などの地域イベントに参加し、太田市との連携を進めてきた。
今回の協定により、スポーツと地域社会の発展や人材育成及び学術の振興を図るという目標を共有。スポーツの普及、子どもたちの学び・育ちの応援に向けた取り組みなどを推進していく。
協定締結式で太田市長の穂積昌信氏は「スポーツを活用したまちづくりを進めている太田市にとって、本協定の締結により、スポーツがより身近になることは、市民、特に子供たちにとって、大きなプラスとなる」とコメント。
日野自動車CMOの志賀得一氏は「太田市は主要な工場の一つである新田工場がある非常に縁深い地域。そのような市と包括連携協定を締結できたこと、とてもうれしく思う」と述べた。
日野レッドドルフィンズ部長の畑山和英氏は「今後とも、スポーツを通じて地域の人々への貢献を積極的に進めたい」と意気込みを語った。




