キヤノンITソリューションズ、AI・IoT・セキュリティソリューション出展へ…EdgeTech+2025

EdgeTech+2025のロゴ
EdgeTech+2025のロゴ全 1 枚

キヤノンマーケティングジャパングループのキヤノンITソリューションズは、11月19日~21日にパシフィコ横浜で開催される「EdgeTech+2025」に出展すると発表した。

同社は組込みソフトウェア開発やAI技術を活用した先進的なソリューションを提供している。今回の展示会では、AI・IoT・セキュリティによる開発・運用の効率化と安全化に貢献する同社独自のソリューション・製品・サービスを紹介する。

DevSecOps導入支援サービスでは、あらゆるデバイスがネットワーク化される中で増大するセキュリティリスクに対し、開発プロセスにセキュリティを組み込むDevSecOpsの導入を支援する。脆弱性管理ツール「BlackDuck SCA」などを活用し、安全で持続可能な開発サイクルを実現する。

組込みAI開発支援サービスでは、顧客の組込み機器へのAI搭載を支援する。NVIDIA・ルネサス・HAILOなどのAIチップ搭載SoC上で動作するAIの学習・評価、およびソフトウェア開発全般をサポートする。

組込みLLM開発支援サービスでは、顧客の組込み機器に生成AIを搭載するための開発支援を行う。NVIDIA GPU上で動作するLLM・VLMの学習・評価、アプリケーション開発までをトータルにサポートする。

テスト観点自動生成サービスでは、設計書やマニュアルなどのドキュメントから、テスト観点やテストケースを自動生成する。生成AIを活用して開発ドキュメントを分析・比較・構造化し、テストに必要な情報を効率的に抽出する。

AIドキュメント作成支援サービスでは、AIと品質検証の専門家が連携し、議事録やメールなどから不足ドキュメントを自動生成する。「仕様書がない」「資料が足りない」といった課題に対し、AIが要件や設計意図を正確に読み取ることで解決し、専門家による補完で高品質な成果物をスピーディに提供する。

組込みセキュリティIoTプラットフォームでは、IoTデバイス向けに設計されたセキュリティプラットフォームを展示する。複数デバイスからのファイル改ざんを自動修復する仕組みを、Webベースのダッシュボードでリアルタイムに体験できる。

データ仮想化・可視化では、組込み制御技術を強みに、工場内ロボットから取得したセンサーデータを可視化し、仮想空間上に再現する。ブースでは、ロボットの動作データを基に稼働状況や環境情報をグラフィカルに表示するデモを展示する。

ANOMALY WATCHER VLM連携では、異常検知をリアルタイムで行う監視システム「ANOMALY WATCHER」を紹介する。最新バージョンでは、Vision Language Models(VLM)との連携により、自然な言葉で柔軟なルール設定が可能になった。画像比較やAIモデルとの併用により、多様な現場ニーズに対応する。ブースでは、サンプル動画を公開し、VLM連携機能のモニターライセンス・簡易検証も案内する。

EdgeTech+2025は、事業変革を推進するための最新技術とつながる総合展として開催される。入場は無料だが、事前来場登録が必要となる。

《森脇稔》

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