トライアンフ『スピードトリプル』にサーキット志向の新型「RX」登場、日本限定95台「Moto2エディション」も

トライアンフ ストリートトリプル Moto2エディション
トライアンフ ストリートトリプル Moto2エディション全 10 枚

トライアンフモーターサイクルズジャパンは11月18日、ミドル3気筒のトップを走る『ストリートトリプル765』に、新たな頂点となる「RX」と、特別な仕様を身に纏った日本国内95台限定の「Moto2エディション」を発表した。

【画像】「ストリートトリプル765」2台の特別な限定車

新型「ストリートトリプル765 RX」は1年間限定で販売となる。「RXらしさ」を徹底的に盛り込んだ、まさに究極のサーキットウェポンとして登場する。さらに、これに加わるのが世界限定1000台の「ストリートトリプル Moto2エディション」で、日本国内では95台限定となる。トライアンフがMoto2世界選手権の独占エンジンサプライヤーを務めてきた実績を称え、コレクターやレースファンのために仕立てられた特別な1台だ。

トライアンフ ストリートトリプル765 RXトライアンフ ストリートトリプル765 RX

両モデルには、サーキットでのフィードバックとコントロール性を高めるフルアジャスタブルのオーリンズ製NIX30フロントサスペンションが新たに採用されている。このプレミアムなサスペンションは、コンプレッション調整・リバウンド調整・プリロード調整・115mmのホイールトラベルといった細かい設定が可能で、どんなコーナーでも正確で安定したハンドリングを実現する。

さらにRXとMoto2エディションは、クリップオンハンドルを採用することで、よりアグレッシブでレース志向のライディングポジションを獲得。エルゴノミクス全体も見直され、より攻めたライディングを楽しめるセッティングへと進化している。

トライアンフ ストリートトリプル765 RXトライアンフ ストリートトリプル765 RX

RXには、特別仕様ならではのこだわりが随所に盛り込まれている。精密な機械加工が施されたアッパーヨーク、サイレンサーにレーザー刻印されたRXロゴ、そして専用のRXロゴ入りシートなど、細部まで特別感のある仕上がりだ。外装は印象的なマットアルミニウムシルバーを採用し、大胆なディアブロレッドのリアサブフレームとホイールを組み合わせることで、サーキット由来のダイナミックで存在感あるスタイリングを実現している。

Moto2エディションには、レース由来のプレミアムなディテールが多数盛り込まれている。軽量で高品質な仕上がりを生むカーボンファイバー製サイドパネル、フロントマッドガード、さらに、グリップ性を高めるディンプル加工が施されたMoto2エンボス入り専用シート、クリアレンズのリアライト、サイレンサーにレーザー刻印されたMoto2ロゴなど、随所に特別感のある仕様が加えられている。

トライアンフ ストリートトリプル Moto2エディショントライアンフ ストリートトリプル Moto2エディション

外装カラーは、ミネラルグレー×クリスタルホワイトを基調に、鮮やかなトライアンフ パフォーマンス イエローのリアサブフレームと同色で統一されたホイールストライプを組み合わせ、レーシングDNAを強く感じさせるスタイリングを実現。また、ビレット削り出しのトップヨークには一台ずつ固有のシリアルナンバーが刻まれ、Moto2ブランドロゴと、Moto2専用スタートアップ画面を持つTFTディスプレイと並んで配置されることで、限定モデルならではの所有価値とコレクション性を際立たせている。

両モデルには、高い評価を受けるRSと同じ130ps(12000rpm)/80Nm(9500rpm)を発生するスリリングな765cc三気筒エンジンを搭載。この高回転型エンジンは、鋭いスロットルレスポンスと圧倒的な加速力を最大限に引き出すよう最適化されており、トライアンフが誇る設計技術によって、扱いやすい低~中回転域のトルクと、伸びやかなピークパワーのバランスが極めて高いレベルで両立されている。

「ストリートトリプル765 RX」は2025年12月上旬より販売開始、「ストリートトリプル Moto2エディション」は2026年3月より順次販売開始予定となっている。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 550馬力のマッスルカー『チャージャー スキャットパック』、4ドアの米国受注開始…6万ドル以下で最強のセダンに
  2. SUBARU公認の結婚指輪、ペアのリングから六連星が浮かび上がる…12月24日発売
  3. トヨタの米国ミニバンが「エスティマ難民」の受け皿に? 新型発表で高まる「日本導入」への期待
  4. トヨタ『クラウンシグニア』、2026年モデルを米国発表…ツートン塗装が選択可能に
  5. 日産『ティアナ』新型、HUAWEIの最新コックピット搭載で約310万円から…広州モーターショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る