神奈川県トラック協会は、8月18日から10月18日まで実施した『はたらくトラック総選挙』の結果を発表した。特設サイト上で全13種類のトラックから好きな1台を選ぶ形式で実施し、総投票数は4958票にのぼった。
最多得票の997票を獲得し、1位となったのは「10tトラック」だ。運用会社の設立60周年を記念して製作された車両で、還暦を象徴する赤色のボディが特徴だ。建築資材や液体容器の輸送に使用され、関東から九州まで数日かけて走行することもある。
2位は879票の「6軸中低床トレーラ」。ペンドルアクスルにより左右の車軸高さを調整でき、悪路や勾配のある路面に対応する。3位には691票を集めた「活魚運搬車」が入った。6個の水槽を備え、カンパチやタイなど約1000匹の活魚を運搬できる。
今回の総選挙は、暮らしを支える“はたらくトラック”の存在を身近に感じてもらうことを目的として実施された。協会は、トラックへの理解や応援の輪が広がることに期待を示している。
神奈川県トラック協会は、県内の運送事業者で構成される団体で、交通安全対策や人材確保支援、安全機器導入の助成などを行う。災害時には営業用の「緑ナンバー」車による緊急物資輸送にも協力している。
はたらくトラック総選挙




