「落ちなかった」不落石お守り配布で受験生応援---上信越道・横川SA

北野牧工事の「落ちない」岩石、『不落石お守り』
北野牧工事の「落ちない」岩石、『不落石お守り』全 7 枚

NEXCO東日本長野工事事務所は、上信越自動車道横川サービスエリア(SA)で、受験シーズンに合わせた応援イベントを実施中だ。北野牧岩塊撤去工事で発生した「落ちなかった岩石」=不落石を使ったお守りを無料で配布し、受験生や家族を後押しする。

【画像全7枚】

場所は上り線・下り線の横川SA(上り線・下り線)インフォメーション周辺で、SA利用者であれば受験生本人以外でも受け取れる。配布期間は2025年11月28日から2026年4月上旬までを予定しているが、数量限定なので、なくなり次第終了する。

不落石は、上信越道の北野牧岩塊掘削工事の際に「落ちなかった」安山岩を用いたもの。「落ちない」という語呂にちなみ、合格祈願として製作された。また、桜の花びら型の付箋を使って応援メッセージを書き込める「桜メッセージボード」も設置し、館内を彩る。

北野牧工事(2024年)北野牧工事(2024年)

不落石の元となった北野牧工事は、松井田妙義IC~碓氷軽井沢IC間にある北野牧トンネル(長さ190m)上部の岩塊を除去する落石対策だ。当初高さ70m、平均傾斜角70°、約9万5000m3の大規模な岩塊を掘削する工事で、2017年に着手した。

工事では、掘削用の運搬路として仮桟橋やインクライン(ダンプトラック2台が同時に乗車できるエレベーター)を設置。さらに安全確保のため、ロックシェッドやロックボルトなどを施工した。2023年5月に本格掘削を開始しており、全工事の完了は2031年を予定している。

《高木啓》

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