三菱自動車とKCJ GROUPは、兵庫県西宮市のこどもの職業・社会体験施設「キッザニア甲子園」に、三菱自動車出展のパビリオンの一つ「自動車工場」を「カーデザインスタジオ」としてリニューアルオープンした。
こども達はカーデザイナーとして、モックアップ(模型)にパーツを取り付けカスタムカーを完成させた後、タッチディスプレイを操作し外装パーツやボディカラーを自由に組み合わせ、世界に一台だけのオリジナルカーを創り上げる。完成したデザインは32インチの裸眼立体視ディスプレイに立体映像として映し出され、こども達がプレゼンテーションを行う体験へと移る。終了後にはオリジナルカーが表紙に印刷されたカタログを持ち帰ることができる。
体験したこども達は「自分が選びたい車を想像できて大人になるのが楽しみになった」「何通りも組み合わせが作れて楽しかった」「自由自在に車のデザインができ、ものづくりは楽しいと思った」と感想を語っている。
三菱自動車は2006年から「キッザニア東京」、2009年から「キッザニア甲子園」にパビリオンを出展。今回のリニューアルにより、自動車の魅力や楽しさを伝えるだけでなく、デザインとライフスタイルの関わりや時代による流行を学びながら創造過程を体験することができる。
三菱自動車とKCJ GROUPは、こども達にものづくりの楽しさや想像力、発想力を高めてもらうとともに、プレゼンテーションを通じて協調性や積極性、コミュニケーション能力など社会生活に必要な「生きる力」を育むことを目指している。
パビリオンの名称は「カーデザインスタジオ」、職業名は「カーデザイナー」、定員4名、所要時間30分、給料は10キッゾ、成果物はデザインしたオリジナルカーが表紙に印刷されたカタログとなる。




