スイス初の無人ロボタクシー認可、中国WeRideが取得…チューリッヒで公道走行へ

中国WeRideがスイス初の無人ロボタクシー認可取得
中国WeRideがスイス初の無人ロボタクシー認可取得全 2 枚

自動運転技術を手がける中国のウィーライド(WeRide)は、スイス連邦道路局(FEDRO)から無人運転許可を取得し、チューリッヒのフルタール地域で公道を自律走行できる認可を受けたと発表した。

【画像全2枚】

これはスイスで初めて発行された無人ロボタクシー許可(旅客用)となる。

この承認により、ウィーライドはスイス、中国、アラブ首長国連邦、サウジアラビア、シンガポール、フランス、ベルギー、米国の8カ国で自動運転許可を持つ世界唯一の企業となり、グローバル展開における重要なマイルストーンを達成した。

この許可により、ウィーライドのロボタクシーは、テスト完了後に「iamo」(インテリジェント・オートメーテッド・モビリティ)パイロットプログラムの一環として、完全無人の商用運行を実施できる。スイス・トランジット・ラボ(STL)がチューリッヒ州とアールガウ州、スイス連邦鉄道(SBB)と協力して主導する「iamo」は、自動運転車を公共交通システムに統合し、地域のモビリティ向上、ラストワンマイルの接続強化、より効率的で持続可能な交通の促進を目指している。車両は最高時速80kmで、約460の停留所を含む110kmの運行エリアでサービスを提供する予定だ。

ウィーライドとパートナー企業は、地元の自動車教習所と提携し、車内に安全運転者を配置した自動運転車のテストを開始した。これは広範な現地準備を完了した後に実施されている。テストはフルタール地域の複数の場所で進行中で、ボッペルゼン、オーテルフィンゲン、ブッフス、デニコン、ヴュレンロス、キルヴァンゲン、ヒュッティコン、デリコン、レーゲンスドルフなどが含まれる。この段階では、ロボタクシーはさまざまな交通状況や気象条件下で適応走行セッションを完了し、スイスの道路規制への完全な準拠を確保する。

FEDROとの協力によるテストが成功すれば、ウィーライドは完全無人テストを開始する。車両はスイス最大の民間バス会社であるユーロバスが運営する中央サポートセンターから遠隔監視される。

走行距離のベンチマークを含む必要な要件を達成した後、ウィーライドは2026年前半に完全無人の旅客サービスを開始し、その後ロボバスを含むよう車両を拡大する予定だ。これによりスイス初のロボタクシーとロボバスの混合自動運転車両フリートが確立される。

この展開は、スイスにおけるウィーライドの存在感の高まりを基盤としている。2025年6月以降、チューリッヒ空港の従業員は、空港本館(ゲート101)と整備ヤード(ゲート103)間をウィーライドのロボバスシャトルサービスで通勤している。2025年10月には、ウィーライドとチューリッヒ空港が、近い将来の完全無人運行に備えて、後部座席と遠隔ロボバスコックピット操作の両方について人員訓練を開始した。

《森脇稔》

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 三菱のスーパーセダン『ランエボ』ついに復活? 400ps超、PHEVの可能性
  2. 人気のコンパクトミニバン、トヨタ『シエンタ』に次期型の情報…土曜ニュースランキング
  3. 最新安全装備との両立を実現…ダムドが『ジムニーノマド』2型・『ジムニー/シエラ』5型向けカスタムパーツを同時発売
  4. 日産の株価が3日続伸…国内生産台数100万台へ
  5. 新型マツダ『CX-5』のセンターディスプレイ専用に設計、ディーフ「保護フィルム」2製品を発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 居眠り・脇見を監視、「DMS」を義務化…乗用車は2031年から、バス・トラックではすでに普及
  2. ホンダの交換式電池、建設現場で実証…高さ385mの「トーチタワー」
  3. 【全文PDFプレカン】日産自動車 長期ビジョン発表会
  4. 電動車は誰が最後まで面倒を見るのか…KPMGコンサルティング プリンシパル 轟木光 氏[インタビュー]
  5. 生活道路の法定速度が30km/hへ、9月1日から引き下げ---ここまで影響アリ
ランキングをもっと見る