フェラーリ・ジャパンは12月1日、4ドアスポーツカー、フェラーリ『プロサングエ』の後席アウタードアハンドルに不具合があるとして、リコール(回収・無償修理)を国土交通省へ届け出た。
対象となるのは2023年1月18日~2024年11月21日に製造された257台。
後席アウタードアハンドルにおいて、製造工程が不適切なため、スイッチのシーラント塗布が不十分なものがある。そのため、雨等により水が浸入してスイッチ回路が劣化することで、外から後席ドアを開けられないおそれがある。また、最悪の場合、ドアロックされていない状態での車両停止時、または4km/h未満で走行中に後席ドアが開くおそれがある。
改善措置として、全車両、後席アウタードアハンドルを良品に交換し、メーターパネル及びドアラッチのソフトウェアを対策プログラムに書き換える。
不具合は16件発生、事故は起きていない。発見の動機は本国からの情報による。




