自動車各社の国内の新車販売が軒並み前年実績を下回っている中で、11月の車名別新車販売では,ホンダの軽自動車『N-BOX』が台数を大幅に減らしたものの、前月首位だったトヨタ自動車の小型車『ヤリス』を再び追い抜いて、2か月ぶりに首位に返り咲いたという。
日本自動車販売協会連合会(自販連)と全国軽自動車協会連合会(全軽自協)が発表したもので、きょうの産経や日経などが取り上げている。それによると、N-BOXは2023年10月の全面改良から時間が経過し、買い替え需要などが一巡したほか、25年4月には一部モデルを改良して発売したものの、前年同月比10.2%減の1万6198台と落ち込んだ。
ただ、2位のトヨタのヤリスも22.6%減の1万4556台。3位のスズキの軽自動車『スペーシア』も10.8%減の1万2904台と、N-BOXを上回るほどの落ち込みとなった。さらに、4位のトヨタ『カローラ』も32.1%減の1万997台となり、上位4車種は軒並み販売台数を落としたという。
また、11月の電気自動車(EV)販売は17%増の5921台。新車販売に占めるEVの割合は1.9%で前年同月より0.4ポイントとわずかに増加したそうだが「トヨタが10月に一部改良して発売したEV『bZ4X』が前年比30倍超の1580台で全体を押し上げた」(日経)とも伝えている。
2025年12月5日付
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