住友電工情報システムは12月10日、トヨタ車体が「楽々WorkflowII」を導入し、業務の電子化を推進していると発表した。
同社は2017年、既存ワークフローシステムの限界とサポート終了を転機として、楽々WorkflowIIへのリプレイスを実施した。トヨタグループにおいてミニバンやSUV、商用車などの企画・開発から生産までを担うトヨタ車体は、約1万8000名の従業員が利用する大規模環境を抱えている。
導入の決め手となったのは、ノーコードで直感的にフォームや承認経路を設定できる操作性の高さだ。現場主導の開発による業務改善を目指していた同社にとって、この使いやすさは重要なポイントとなった。また、アカウント課金のないCPUライセンス制は、大規模環境においてコスト面で大きなメリットをもたらした。
導入から8年が経過した現在、楽々WorkflowIIは全社的な業務基盤として定着している。当初計画していた業務の電子化を達成しただけでなく、現在は計画を上回る300種類以上の申請書を運用するに至っている。
電子化が進んだ結果、紙書類は約80%削減され、現場主導のデジタル活用が全社に定着した。特に長年の懸案であった議案書の電子化においては、この業務だけで年間約1500時間分の工数削減を実現している。
利用範囲の拡大に伴い、同社は次世代ワークフロー基盤としての活用も中長期的な視野に入れている。




