初心者歓迎! 180台が富士スピードウェイに集結、“ゆるサーキット”体験レポート

TOYO TIRES PROXES DRIVING PLEASURE
TOYO TIRES PROXES DRIVING PLEASURE全 39 枚

トーヨータイヤのスポーツタイヤ「PROXES(プロクセス)」の魅力を伝える走行イベント「TOYO TIRES PROXES DRIVING PLEASURE」が11月24日、富士スピードウェイで開催され、180台超がサーキット走行を楽しんだ。

【画像全39枚】

◆PROXESとは? トーヨータイヤのスポーツタイヤブランド

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高いスポーツ性能を備えたトーヨータイヤのフラッグシップブランドがスポーツタイヤ「PROXES(プロクセス)」だ。モータースポーツ用の「R888R」をはじめ、サーキットで実力を発揮する「R1R」、スポーツモデルの「TR1」や「Sport2」など、用途に合わせたスポーティなタイヤラインアップを用意するブランドとなっている。

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さらに、これらの市販モデルに加えて、ニュルブルクリンクの耐久レースに専用のレーシングスリックを供給するなど、積極的にモータースポーツシーンに関わり続けるプロクセスは、クルマでスポーツ走行を楽しむユーザーから大きな信頼を集めるタイヤブランドだ。

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そんなトーヨータイヤがプロクセスの魅力をより幅広いユーザーに伝えるために開催しているのが「TOYO TIRES PROXES DRIVING PLEASURE」。クルマにもタイヤにも限界域での働きを体感できるサーキット走行は、タイヤの性能やフィーリングをリアルに感じることができる絶好のシーンとなる。そのサーキット走行イベントが11月24日、富士スピードウェイで行われた。

◆5つの走行カテゴリーでサーキットデビューをサポート

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このイベントが一般的なサーキット走行会と異なるのはハードルの低さだ。同社があえて“参加型サーキット走行イベント”と呼んでいるのはそのためで、具体的な走行カテゴリー分けを見れば一目瞭然だ。サーキット経験者などに向けたカテゴリー1やカテゴリー2に加えて、先導走行を含むカテゴリー3、さらに先導付きのグループ走行をするカテゴリー4、そして極めつけがサーキットを体験することを主目的としたカテゴリー5と、多岐にわたる走行カテゴリーが用意されている。

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カテゴリー5にいたっては家族も同乗して走行できるという、まさに体験走行メニュー。広大なコース幅を持つ富士スピードウェイの雰囲気を愛車で走りながら楽しめるのも、このイベントならではの大きな特徴だ。

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また本格的にサーキット走行をしてみたいが、いきなり一般的なサーキット走行会やサーキットライセンスを取得してのスポーツ走行はハードルが高いと感じているユーザーも多い。そこでうってつけのカテゴリーとなるのがカテゴリー4だ。先導車の後ろについて複数台でグループを組み、隊列走行(カルガモ走行とも呼ばれている)を行いながら、途中で隊列の順序を入れ替えつつ先導車に追従して走るカテゴリーとなっている。

先導車のライン取りやブレーキングポイントを学びながら、無理なくサーキット走行に慣れてレベルアップしていけるのが魅力だ。トーヨータイヤが考える「走ることの楽しさ」を無理なく感じてもらえるような仕組みが整えられている点は、他にはない特徴と言えるだろう。

◆豪華インストラクター陣が直接アドバイス

左から中山雄一選手、小山美姫選手、荒 聖治選手、坂口良平選手、塩津祐介選手左から中山雄一選手、小山美姫選手、荒 聖治選手、坂口良平選手、塩津祐介選手

さらに「PROXES DRIVING PLEASURE」のもうひとつの特徴が豪華なインストラクター陣だ。今回の富士スピードウェイでインストラクターとして参加したのは、ニュルブルクリンクの耐久シリーズを戦う中山雄一選手、小山美姫選手をはじめ、SUPER GTで活躍する坂口良平選手、塩津祐介選手、さらには荒 聖治選手。こんな有名ドライバーが先導走行や走行前のアドバイス、さらにはドライビングに関わる疑問点やクルマのセッティングなどにも積極的にアドバイスしてくれる、願ってもない環境なのもお得感満点だ。トップドライバーと直接話ができる滅多にない機会とあって、参加者のモチベーションも自然と高まっていた。

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当日は7時30分に受付が開始され、1~5の各カテゴリーに分けてスムーズなタイムスケジュールが組まれた。続いてカテゴリーごとにブリーフィングが行われ、走行時の注意点やサーキットのマナーなどもしっかりと共有される。走行がスタートすると、富士スピードウェイの広いコースを各カテゴリーやドライバーのスキルに合わせて楽しむ姿が見られた。

◆参加ユーザーが語るPROXESのグリップと安心感

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そんな中、京都から日産『マーチ』に乗って参加した中山愛さんは、前回岡山国際で開催された「PROXES DRIVING PLEASURE」に参加してすっかりハマり、今回が2度目の参加となった。今回もカテゴリー4にエントリーし、初めての富士スピードウェイを満喫していた。

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「MT(マニュアル)の練習用に買った『ニスモ・マーチ』だったんですが、よくある走行会にいきなり参加するのはハードルが高かったんです。そんな時に岡山国際で開催されるPROXES DRIVING PLEASUREに先導走行があると知って参加しました。体験してみるとすごく楽しくて、イベントが終わった後にタイヤをプロクセスTR1(205/45R16)に履き替えたほどです」

当日の走行後にあらためてインタビューしてみると、富士スピードウェイでのサーキットランも存分に楽しめた様子だった。

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「最初はすごく緊張したんですが、周回を重ねると徐々にほぐれてきて楽しめました。最高速も120km/h程度までは出せました。富士スピードウェイはコースも広くてライン取りも大変でしたが、中でも1コーナーの進入はかなり難しかったです。先導車のブレーキングを真似して試したのですが、最後まで満足いくブレーキングにはなりませんでした。そこがまた楽しいところでもあるんですけどね」

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カテゴリー2に参加したのは、GRガレージ高崎のショップデモカーであるトヨタ『GRヤリス』(スタッフの川津さんがドライブ)。普段はジムカーナなども楽しんでいる車両だが、今回はフルコースで思いきり走れる絶好のタイミングとあって、ショップに集まるお客さんを引率して参加した。タイヤにはプロクセスR1R(255/35R18)をチョイスしている。

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「このタイヤは普段使いもできつつ、サーキットでも楽しめるタイヤなので一般ユーザーが使う場合にもハードルが低く、ショップでもオススメすることが多いです。走ってみて感じたのは、滑り出してもグリップが最後まで残る点でリカバリーが容易だったことです。その意味でもサーキット入門で使っても安心感があります」

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さらにフルコースでのスポーツ走行は初めてだという木村直人さんは、愛車のルノー『メガーヌR.S.トロフィー』で参加した。

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「年に2~3回はショートサーキットを楽しんでいるのですが、フルコースは今回が初めて。先導があるカテゴリー3が用意されていたので安心して参加できました。普段は別のタイヤを履いているのですが、サーキット走行用に新しくタイヤを用意しました。そこでショップでオススメされたタイヤがプロクセスR1R(245/40R18)でした。ホイールにはレイズ・ボルクレーシングのTE37を選んで18インチにインチダウンしています」

走行後にあらためてドライビングフィーリングを聞いた。

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「特にコーナリング中にGが掛かった状態で路面にタイヤが食いついている印象が強いです。最後のひと曲がりがクイックに曲がる感覚で扱いやすいと感じました。富士スピードウェイのコースは難しいですね。グランツーリスモでシミュレーションしたことはあるのですが、減速しすぎたり加速が鈍くて、コースのアウト側までをフルに使い切れず余らせてしまい、思うようなライン取りはできていないですが楽しいです。まずはメガーヌの持つ高いポテンシャルを引き出せるように、また走りたいです」

◆ニュルで鍛えたPROXESをプロドライバーが評価

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インストラクターにもプロクセスの印象について語ってもらった。まずは2025年度から「TOYO TIRES with Ring Racing」のドライバーとしてニュルブルクリンクの耐久シリーズに参戦中の中山雄一選手に話を聞いた。ニュルで走る専用スリックタイヤであるプロクセススリック(ニュルブルクリンクスペック)についての印象からだ。

「グリップの高さとコンフォータブルな性能を兼ね備えているタイヤだと感じます。ニュルのコースは路面も悪くジャンピングスポットもあります。そんな時も振動が少なくドライブに集中できます。またコーナリングでは切れ込んだときにグリップが抜けにくく、奥で安心できるタイヤなのも戦闘力の高さにつながります。グリップをうまく引き出して滑らせずに走らせることができるので耐久性も良いのも美点だと思います。さらに課題を克服してレベルの高いタイヤに進化していくのが今後も楽しみです」

一方で、市販モデルのプロクセスについての印象もプロドライバー目線で語ってくれた。

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「普段は愛車のレクサス『IS』にプロクセスSport2(235/35R20)を履いています。このタイヤはドライブしてみると絶対性能は違いますがスリックと同じ方向性のフィーリングを感じます。しっかりグリップを備えているのに加えて段差などの吸収も滑らかで静粛性も高いので、疲れにくい傾向にあります。スポーツタイヤで感じがちな“硬さ”が適度に抑えられているのも良いところです。普段乗りからサーキットまでオールマイティに使えるタイヤだと感じています」

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次に、同じく「TOYO TIRES with Ring Racing」のドライバーとしてニュルブルクリンクの耐久レースに参戦する小山美姫選手に、ニュルブルクリンクで履いている専用スリックタイヤであるプロクセススリック(ニュルブルクリンクスペック)の印象をうかがった。

「タイヤはしなやかな印象があります。また温度レンジに依存してフィーリングが変わるのも特徴だと思います。温度レンジがピタリと決まったときにはグリップの良さが際立つタイヤです」

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またインストラクターとして走行した際に装着されていたプロクセスSport2の印象についてもこう語る。

「暖まりやすくて扱いやすいタイヤだと感じました。安定感があってマイルドな特性は初心者にも使いやすいタイヤになっていると思います」

◆サーキット初心者に優しい「TOYO TIRES PROXES DRIVING PLEASURE」

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ガチのサーキット本気勢が集まる走行会とは異なり、取っつきやすい雰囲気や細かなカテゴリー分けを作り上げた「TOYO TIRES PROXES DRIVING PLEASURE」。サーキット初心者や体験走行でサーキットの雰囲気を味わうユーザー層など、アットホームな雰囲気でサーキット走行をエンジョイする空気が各参加者から伝わってくる走行イベントとなった。

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ホームストレートにカテゴリー5の参加車両を並べてインストラクターを含めた集合写真を撮るなど、リラックスしたムードでサーキット走行を体験できるライトなイベント構成もこの企画らしいポイントだ。サーキット走行に興味はあるが一歩が踏み出せないというユーザーは、次の機会にぜひ富士スピードウェイでの「TOYO TIRES PROXES DRIVING PLEASURE」に参加して、プロクセスのグリップと走りの楽しさを体感してみてほしい。

《土田康弘》

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