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主催:株式会社イード(レスポンス)
協賛:PTCジャパン株式会社
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<1>SDVとその価値創造
日産自動車株式会社 ソフトウェアデファインドビークル開発本部 コネクティドカーオフボード開発&オペレーション部 エキスパートリーダー 兼 担当部長 村松寿郎 氏
14:00-14:40
自動車業界の改革はCASEがキーワードと言われていた中、昨今その「S」にもう一つ「ソフトウェアデファインド」が加わったと言っても過言ではありません。ソフトウェアによってクルマの機能・性能が定義・再定義されるようになるSDVはどのようなクルマとサービスになり、どのような価値が提供されるようになるのか、これまでのクルマと何が違うのか。本講演では、これらについて述べるとともに、今後の方向性について説明いたします。
1.SDV概要とアーキテクチャ
2.オフボードが果たす役割
3.SDVで提供される価値
4.今後の方向
<2>SDVはどのような収益モデルにつながっていくのか?
AUMOVIO Architecture and Network Solutions 事業部 JOEM部門責任者 青木英也 氏
14:45-15:25
SDVの話題が議論されるたびに、HPC(ハイパフォーマンスコンピューター)、 Zoneコントローラー、あるいは E/Eアーキテクチャの話をよく耳にします。また車におけるエッジコンピューティングの重要性、クラウドコンピューティングとの両立が重要とも言われています。確かに重要なのは事実ですが、果たしてそれがSDV の本質なのでしょうか?
本講演では、SDVの本質を深堀りすることにより、どのような収益モデルにつながっていくのかを考察していきたいと思っております。
1.SDV の主役はHPC/ zoneコントローラーが主役?
2.ソフトウェア・ディファインド(ソフトウェア定義)の意味とは?
3.SDVはすでに市場に投入されている?
4.SDVである「くるま」の将来、収益モデルとは?
<3>SDV時代における設計開発の軽量化
PTCジャパン株式会社 シニアソリューションコンサルタント 山口和也 氏
15:35-16:15
自動車のSDV(Software Defined Vehicle)化が進展する中、OEMやサプライヤーの開発・生産の仕組みも大きな変革期を迎えています。本講演では、欧州の事例を参考に、現場が抱える課題と、それに対してどのような取り組みが行われているかを、弊社のソリューションを通じてご紹介いたします。
1.設計開発の現状と直面している課題
2.プロダクトライン開発における設計業務のスリム化
3.欧州自動車メーカーの事例
<4>SDV時代に求められるエンジニアリング基盤の考え方
Astemo Cypremos株式会社 Solution&Service部 Director 木村篤仁 氏
16:20-17:00
近年、SDVの開発は、クラウドやAI技術の進展により大きく変化しています。
本講演では、Cypremosが提供する「SDV Engineering Suite」を通じて、仮想ECUや自動テスト生成、クラウド連携による開発効率化など、SDV時代に求められるエンジニアリング基盤の考え方をご紹介します。
1.SDV時代の開発課題と構造変化への対応
2.AI活用による開発工程の自動化と効率化
3.仮想ECUとシミュレーション環境の統合



