北海道「ニセコモデル」3年目、冬季タクシー不足解消へ…応援隊など19社54台が参画

冬季繁忙期の交通課題解消に向けたタクシー活用『ニセコモデル』3年目は合計19社54台が稼働
冬季繁忙期の交通課題解消に向けたタクシー活用『ニセコモデル』3年目は合計19社54台が稼働全 3 枚

北海道ハイヤー協会、倶知安町、ニセコ町、蘭越町、GO株式会社は、ニセコエリアにおける冬季期間の交通課題解決を目指す「ニセコモデル」の3年目の取り組みを発表した。

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2025年12月16日から2026年3月15日まで、応援隊を含めた19社54台のタクシーが稼働する。

「ニセコモデル」は2023年度から開始された取り組みで、冬季の観光繁忙期にラストワンマイルの交通手段としてタクシー供給を強化するもの。営業区域外旅客運送と遠隔点呼の仕組みを活用し、他営業圏のタクシー事業者から応援隊を派遣。ニセコエリア内発着となる「GO」アプリ注文のみで営業を行う。

昨年度の実績は期間中5万件以上の乗車を記録。約9割がインバウンド客で、82の国と地域から利用された。初年度の2023年度は2万件以上だったことから、前年比約3倍の成長を見せている。

今年度は応援隊として札幌、青森、東京の事業者14社27台63名に加え、新たに隣接交通圏である岩内余市圏の事業者2社最大7台が参画。地元事業者5社27台と合わせて19社54台体制となる。岩内余市圏の事業者は、年末年始や旧正月などピーク時間帯に宿泊を伴わない形で応援稼働を行う。

また、これまで緊急時対応などで稼働していた地元タクシー事業者1社にも新たにアプリ導入が実現。効率的な稼働に向けて、シフト調整や待機場所の工夫なども行われる。

今年度は蘭越町も連携協定に参画し、倶知安町、ニセコ町の観光協会や商工会議所、プロモーションボードなどの関係各所、全国ハイヤー・タクシー連合会の協力のもと、さらなる供給強化を図る。

タクシーアプリ「GO」での利用は、倶知安町、ニセコ町、蘭越町の一部エリアで、乗車地・降車地の両方を対応エリア内で事前指定する。決済はGO Pay決済(クレジットカード、d払い、PayPay)のみで、車内決済は不可。料金は通常運賃に加え地域交通振興料1180円とアプリ手配料100円が加算される。なお、住民はマイナンバーカード等の提示により地域交通振興料が免除される。

《森脇稔》

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