日本自動車工業会(自工会)は12月18日、理事会を開き、2026年度の重点テーマの大枠と次期体制を決定した。
自工会は「日本のモノづくりの未来を守り育てる」ことを使命とし、世界的な競争環境の激化や技術変革の加速を踏まえ、「生産性向上」と「国際競争力の強化」を軸に、従来の7つの課題を発展させた「新7つの課題」を2026年度の重点テーマとして正式に定めた。
新7つの課題は、(1)重要資源・部品の安全保障、(2)マルチパスウェイの社会実装、(3)サーキュラーエコノミーの仕組みづくり、(4)人材基盤の強化、(5)自動運転を前提とした交通システム確立、(6)自動車関連税制の抜本改革、(7)サプライチェーン全体での競争力向上、の7項目である。



