三菱自動車は12月19日、SUV『デスティネーター』が、インドネシア自動車ジャーナリストフォーラムが主催するFORWOTカー・オブ・ザ・イヤー2025の最高賞「Best of The Best」、内燃機関車部門の賞「The Best Internal Combustion Engine (ICE)」をダブル受賞したと発表した。
2016年のミッドサイズSUV『パジェロスポーツ』、2018年のクロスオーバーMPV『エクスパンダー』に続き、最高賞の受賞は3度目となる。
『デスティネーター』は、「The Confidence Booster for Energetic Families(いきいきとした家族が自信を持って一歩踏み出せるよう後押しするSUV)」を商品コンセプトに開発した。3列シートレイアウトでゆとりあるスペースを確保した7人乗りのミッドサイズSUVだ。
三菱 デスティネーター
ドライバーや一緒に過ごす大切な家族が新たな目的地(destination)へ踏み出す後押しをしたい、という想いを込めて、『デスティネーター』(DESTINATOR)と名付けた。洗練された本格的なSUVデザインや、乗る人すべてが心地よく過ごせる広々とした上質な室内空間、力強く爽快な加速性能とさまざまな路面や天候で安全・安心の走破性を特長としている。
『デスティネーター』は2024年7月にインドネシアで販売を開始し、本年度内の販売目標台数1万台を上回る、約1万4000台を約5カ月で受注するなど予想を大きく上回る好調な立ち上がりを見せている。
さらに11月20日に販売を開始したフィリピンで約1500台、12月1日に販売を開始したベトナムでは2週間で約3700台と計画の3倍を上回るスピードで受注を獲得するなど各国で好調な滑り出しとなった。引き続きアセアン地域におけるさらなるシェア拡大を目指す。
三菱 デスティネーターFORWOT カー・オブ・ザ・イヤーはインドネシア自動車ジャーナリストフォーラムによって2009年に設立された。乗用車・商用車を対象に、内燃機関車部門、ハイブリッド車部門、プラグインハイブリッド車部門、電気自動車部門の4カテゴリーの部門賞が設けられており、さらに最高賞「Best of The Best」が授与される。2025年の選考では、2024年7月から2025年7月までにインドネシアで発売されたモデルより、30メーカー60モデルが対象となった。




