東京ガスのEV充電サービス「EVrest」、昭島市民総合交流拠点に導入…災害時の無償開放も

EVrestの仕組み
EVrestの仕組み全 3 枚

東京ガスは、昭島市民総合交流拠点施設「イーストテラス・サブスリー」に、電気自動車充電サービス「EVrest(イーブイレスト)」を導入したと発表した。同時に東京都昭島市と災害時の充電器利用に関する協定書を締結した。

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今回の取り組みは、昭島市および昭島ガスと2022年5月に締結した「カーボンニュートラルのまちづくりに向けた包括連携協定」に基づくもの。

EVrestは専用アプリを通じて簡単な操作でEVへの充電指示や料金の支払いが可能となる利便性の高い充電環境をEVユーザーに提供するサービスだ。

従来は充電時間に基づき充電料金を算出するシステムを採用していたが、本物件では特定計量器を設置することで、実際に計量された充電量に対して充電料金を算出する電力量課金が可能になった。

また、協定書の締結を通じ、大地震や豪雨等の災害時に、昭島市が保有する公用車に対し、東京ガスが充電器を無償開放することで、情報収集や物資運搬等のための稼働を支援し、地域のレジリエンス強化にも貢献する。

なお、12月20日からEVrestを使用している昭島市立昭和公園の立体駐車場においても同様に電力量課金システムを導入するとともに、協定書に定める内容を適用する。

東京ガスは今後もEVの普及拡大のため、EVrestの導入を推進し、カーボンニュートラル社会の実現に貢献していく。

《森脇稔》

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