ジャガー・ランドローバー・ジャパンは12月23日、『レンジローバー』など4車種で、エアバッグ装置の展開時に乗員を適切に保護できないおそれがあるとして、国土交通省にリコールを届け出た。
【画像6枚】ジャガー・ランドローバー・ジャパンの4車種、エアバッグの不具合でリコール
対象となるのは、2020年9月9日から2024年10月8日までに制作された「レンジローバー・イヴォーク」、「レンジローバー・イヴォークPHEV」、ジャガー『E-PACE』、『E-PACE PHEV』の4車種、6型式の計4716台。
不具合の内容は、助手席エアバッグにおいて、製造工程が不適切なため、適切に折り畳まれずに収納されているものがあるというもの。このため、衝突時にエアバッグが正しく展開されずに破れ、本来の展開とは異なり乗員を完全に保護できない恐れがある。また、高温ガスが漏れ出して乗員に火傷を負わせるおそれがある。
改善措置として、全車両の当該エアバッグを良品に交換する。
これまでに不具合の発生、事故の報告はない。




