車載市場初のMIPI A-PHY準拠電子ミラー、大量の映像データ処理が可能に…バレンズとサカエ理研がCES 2026で発表

MIPI A-PHY準拠の「e-Mirror」
MIPI A-PHY準拠の「e-Mirror」全 1 枚

バレンズセミコンダクターとサカエ理研工業は1月6日、車載市場初となるMIPI A-PHY準拠の電子ミラーをCES 2026で発表した。

新製品「e-Mirror」はValens VA7000チップセットを搭載しており、市場に出ている他のカメラ監視システムに比べて格段に多くの映像データを処理できる能力を有している。これによりADASと自動運転におけるより正確な判断を実現する。

MIPI A-PHYは車載市場における先進的な高速センサー・コネクティビティ標準規格であり、複数の半導体ベンダーが自動車メーカーからの採用実績を獲得している。日本でも急速に普及しつつあり、多くの企業がこの技術をベースにセンサ、モジュール、IP、開発ツールを開発している。バレンズはそうしたエコシステムにおける中心的な存在として、A-PHY準拠チップセット「VA7000」の採用を推進している。

「e-Mirror」は日本ケミコン製のA-PHY準拠カメラを搭載することで高い解像度(1920×1536)とフレームレート(60fps)を実現。バレンズの技術とMIPI A-PHY規格による高い信頼性と広帯域がそれを支えている。

バレンズはCES 2026に出展し、LVCC北ホールのクローズド・ミーティングルーム(#N231)でサカエ理研製のA-PHY準拠「e-Mirror」を公開。ブースでは複数のA-PHY準拠製品も展示され、MIPI A-PHYエコシステムの急速な進化を体感することができる。

《森脇稔》

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