PTC、HOLONの自律走行レベル4のEV開発を支援…クラウドPLMで生産性向上

「HOLON urban」
「HOLON urban」全 1 枚

米PTCは、BENTELERグループの子会社のHOLONが、自律走行レベル4の電気自動車の開発および市場投入を支援するため、PTCの製品ライフサイクル管理SaaSソリューション「Windchill+」を採用したと発表した。

HOLONは、インクルーシブかつ自律的で持続可能なモビリティソリューションによって公共交通機関を再形成することに専念している。その最初の車両となる「HOLON urban」は、完全なバリアフリーな乗降車となり、最大15名の乗客を収容可能で、定期ルート、オンデマンドサービス、ライドプーリング、および貨物輸送向けに設計されている。

開発を支援するため、HOLONは柔軟な生産コンセプトを導入した。これにより、同一の組立ラインで複数の車両バリエーションを製造することが可能となり、効率性を向上させながら同社のサステナビリティ目標を推進する。

HOLONはWindchill+導入後6カ月で、手動や紙ベースのプロセスを最新のワークフローに置き換え、完全にデジタル化された製品開発環境を構築した。クラウドベースのPLMを通じて正確な製品情報にリアルタイムでアクセスできるため、チームはドイツと米国の開発センターおよび将来の製造拠点間で、より効率的に連携することができる。

このデジタル基盤により、HOLONは「HOLON urban」のデザインから生産までの移行を、持続可能でインクルーシブなモビリティを大規模に実現するという5カ年ビジョンの達成に必要なスピードと俊敏性を持って進めることが可能になる。

Windchill+およびその他のポートフォリオを通じて、PTCは「インテリジェント・プロダクト・ライフサイクル」のビジョンを実現している。これにより、製造業者や製品企業はエンジニアリングにおける製品データ基盤を構築し、そのデータの価値を企業全体に拡張することが可能になる。製品データ基盤を持つことで、HOLONのような企業は組織全体でのAI主導のトランスフォーメーションを加速させることもできる、としている。

《森脇稔》

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