2代目『NSX』をカスタム、イタルデザインがホンダ公認プロジェクト発表…東京オートサロン2026

ホンダ NSXトリビュート by イタルデザイン
ホンダ NSXトリビュート by イタルデザイン全 15 枚

イタルデザインは「東京オートサロン2026」において、ホンダ『NSXトリビュート by イタルデザイン』を初公開した。2022年に販売を終了したハイブリットスーパーカー、2代目『NSX』のホンダ公認カスタムプロジェクトだ。

【画像】ホンダ NSXトリビュート by イタルデザイン

イタルデザインは設立当初から日本の高度な技術力や価値観に影響を受けてきた。伝統を尊重しながら個性を大切にする姿勢と、未来を見据えた革新的な発想の融合。美しさと効率を両立させ、機能を明確にしつつシンプルな美しさを追求するデザイン。これらの考え方が、長年にわたりイタルデザインと日本の関係を支えてきた基本理念だ。

この関係において重要な役割を果たしたのが、宮川秀之氏だ。宮川氏は日本とイタルデザインの間に文化的な架け橋を築き、イタルデザインの日本における評価を確立するとともに、新たなプロジェクトやチャンスへの道を切り開いた。宮川氏が築いた信頼のバトンは、現在もイタルデザインのスタッフによって誠実に受け継がれている。60年近く前に始まったこの文化的・技術的な交流は、今もなお大切に育まれ、常に新しい挑戦として更新され続けている。

ホンダ NSXトリビュート by イタルデザインホンダ NSXトリビュート by イタルデザイン

ホンダは1965年のメキシコグランプリでF1初優勝、1990年の初代NSXデビュー、1995年のル・マン24時間レースGT2クラス優勝など、数々の記憶に残るページを自動車史と技術革新の歴史に刻んできた。

イタルデザインは、これらのホンダの挑戦と技術力の歩みを祝して2025年に特別なプロジェクトを企画した。日本の優れた技術力の象徴であるホンダと、クリエイティブ、エンジニアリング、製造まで一貫したサービスを提供できる世界でも数少ないワンストップショップ、イタルデザインとのコラボレーションで誕生した「ホンダNSXトリビュート by イタルデザイン」は、成功の歴史に新たな1ページを刻むモデルという。

ホンダ公認のこのモデルは、NSXの走行性能、信頼性、使いやすさといった本質的な価値を忠実に受け継いだ特別なモデルだ。イタルデザインがデザインからエンジニアリング、限定少量生産まで一貫して手がけ、特別仕様モデルとして形にした。

ホンダ NSXトリビュート by イタルデザインホンダ NSXトリビュート by イタルデザイン

NSXトリビュート by イタルデザインは、ボディを見たときに異なる2つの印象を与えるデザインが特徴だ。複数のカラーリングから選択できるが、その中でも、上部が「チャンピオンシップホワイトNH0」で塗装された仕様は、初代NSXの「NSX-R」を思わせる色合いで、見る者の心を惹きつける。下部は光沢のあるブラックで仕上げられ、技術力とレーシングマシンらしい表現を演出している。

フロントフェイスはモデルの名刺とも言える部分だ。伝統を受け継ぎつつ、ホンダの印象的で強烈なアイデンティティを「H」の形で表現している。これは単なる文字通りの再現ではなく、ブランドの象徴を想起させるデザインであり、このトリビュートでは初代NSX-Rのオリジナル赤エンブレムで再現されている。

室内におけるデザインの考え方は明確だ。必要な部分に手を加えつつも、全体を大きく変えることはせず、初代NSXにインスパイアされたデザインを洗練させ、市販モデルに近い仕上がりを実現すること、としている。

《森脇稔》

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