高級ゴルフカート「ロイヤルコーチ」、月額10万円からのサブスクのみでリリースへ…不具合時は無償で車両交換

高級ゴルフカート「ロイヤルコーチ」
高級ゴルフカート「ロイヤルコーチ」全 9 枚

三笠製作所は、高付加価値ゴルフカート「ロイヤルコーチ」のゴルフ場および商業施設向けの導入手順と提供形態を正式に決定したと発表した。

【画像】高級ゴルフカート「ロイヤルコーチ」

ロイヤルコーチは車両の販売を行わず、月額10万円から12万円の定額制により、初期投資・減価償却・突発的な修理費用を不要に。導入後のコスト管理を極めてシンプルにする。

本サービス最大の特長の一つが、メンテナンスフリーの提供。バッテリー、タイヤ、シートカバーといった消耗部品はもちろん、経年劣化による車両の性能低下や予期せぬ不具合が発生した場合においても、すべて無償で車両交換対応を行う。

車両交換は、原則として1から2日以内に実施される予定であり、施設側の運営負担やダウンタイムを最小限に抑えた運用が可能である。

また、ロイヤルコーチは1施設あたり最大3台までの導入制限を設けており、過度な台数展開を行わないことで、希少性と特別感を兼ね備えたプレミアムゴルフカートとしての価値を維持する。

ロイヤルコーチは、上客メンバーやVIPゲスト向けの付加価値カートとしての運用を想定している。

1台あたりの収益イメージとして、追加カートフィーを1人1000円とした場合、1組4名利用で4000円、1日2組利用で8000円、月25日稼働の場合は約20万円の収益を見込める。月額サブスク費用10万円から12万円を大きく上回る収益が期待できる。

異常気象の影響で夏の猛暑傾向が続き、さまざまなシーンで熱中症対策の重要性が叫ばれている。また、秋が短く、すぐに冬が訪れる傾向も強まっており、冬の寒さ対策もプレイヤーの快適性や安全性を確保するうえで重要なテーマとなっている。

そのような日本独自の気候に適したロイヤルコーチは、エアコンによる冷暖房を完備し、さらにシートファンとシートヒーターも搭載している。これにより、夏場は涼しく、冬場は温かく快適にラウンドすることが可能だ。

また、カート車内のダッシュボードと一体化した電動温冷庫も備えており、夏場は冷たいドリンクを、冬場は温かいドリンクを楽しむことができる。電動温冷庫はマイナス20度からプラス50度の範囲で冷却・加温が可能。車内にはUSBポートも搭載しているため、ラウンド中の携帯電話などの充電切れを防げる。

さらに、車内は広々とした空間となっており、ゆったりと寛ぐことができる。座部のシートは夏用と冬用を取り替えることで、各季節に最適な座り心地を堪能できる。なお、2027年からはホリエのWi-Fiを搭載予定で、ラウンド中でもストレスなくソーシャルメディアを楽しんだり、オンラインでの打ち合わせを行うことも可能になる。

加えて、小雨が降ってきた場合や夏場の厳しい日差しを避けるために、屋根の横にはカフェのようなサイドオーニングを搭載しており、小雨や直射日光からプレイヤーを守ることができる。さらに、雨からゴルフバッグを守るリアの雨具は、馬車幌のようにワンタッチで広げられ、大切なゴルフクラブを瞬時に雨から保護する。

日本国内外で富裕層向けビジネスが拡大する中、ロイヤルコーチは、高級自動車と同等の快適性と機能性をゴルフカートにも取り入れることで、接待やデートなど、大切なゲストとの時間をより上質に演出するワンランク上のモビリティーとして誕生した。

夏は冷蔵庫でキンと冷やしたドリンクを、冬は温庫で温めたドリンクを片手に、ゆったりと景色を眺めながらラウンドができる。商談の場としても、デートの移動空間としても、洗練された時間を提供する特別なカートである。

また、移動そのものが贅沢なひとときへと変わる、新しい価値観を備えたゴルフカートであり、従来の「移動手段」を超えた"ラグジュアリーな体験"を創出する。

三笠製作所は2017年からドバイ警察との共同プロジェクトとして世界初の移動無人交番を開発するなど、自動運転車両やロボット開発の技術を蓄積してきた。

今回開発したロイヤルコーチは、高温で蒸し暑い日本の気候に対応する設計と、機能の小型・軽量化を叶えた。

三笠製作所は今後、ロイヤルコーチの導入を全国のゴルフ場に拡大しながら、ゴルフを愛するみなさまの安全面・健康面とプレーの快適性をサポートし、ゴルフ業界のさらなる振興とサービスのアップデートに努めていく。

《森脇稔》

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