村田製作所は、コスモエコパワーとバーチャルPPAを締結したと発表した。
バーチャルPPAは、需要家が自らの敷地外に設置された再生可能エネルギー発電所から、物理的な電力ではなく、その環境価値のみを調達する契約形態。村田製作所におけるバーチャルPPA締結は3例目で、風力発電からの環境価値調達は初めてとなる。
今回のバーチャルPPAにより、村田製作所は、コスモエコパワーが運営する大分ウィンドファーム(2023年4月より商業運転開始)および中紀ウィンドファーム(2021年4月より商業運転開始)から生み出される追加性のある環境価値を非化石証書として受け取る。これにより、年間約1万3700tのCO2排出量を削減できる見込みだ。
村田製作所は「脱炭素社会の実現」をマテリアリティとして設定し、2035年度での再生可能エネルギー導入比率100%を目標として取り組みを進めている。
生産工程における省エネルギー活動に加え、自社工場への自家発電設備の導入、各種PPAを通じた再生可能エネルギー調達のポートフォリオ拡大を通して、事業運営における環境負荷を低減し、持続可能な地球環境の実現に貢献していく。
大分ウィンドファームは大分県大分市、臼杵市にまたがる行政界付近の尾根部に位置し、設備能力は1万4000kW。中紀ウィンドファームは和歌山県広川町、日高川町、有田川町にかかる白馬山脈尾根部に位置し、設備能力は4万8300kWとなっている。




