気象庁によると、日本付近は29日から30日にかけて強い冬型の気圧配置となり、東北地方では28日夜遅くから29日にかけて、東日本から西日本の日本海側を中心にした地方では29日から30日にかけて、大雪や路面の凍結による交通障害に注意・警戒が必要だという。
天気予報で大雪が予想される場合、自動車の運転には通常以上の注意が求められる。国土交通省や警察庁などは、降雪時の運転について、走行中に雪が降り出した場合と、事前に降雪が予想されている場合とで、それぞれ注意を呼びかけている。
◆走行中に降雪が始まった場合の注意点
走行中に雪が降り始めた場合、まず重要なのは速度を落とし、操作を穏やかにすることだ。雪や凍結路では制動距離が大きく伸びるため、急発進、急加速、急ブレーキ、急ハンドルは避ける必要がある。また、車間距離を十分に確保することが欠かせない。前方車両の動きに対応できる余裕を持つことで、追突事故のリスクを下げられる。
交差点、橋の上、トンネルの出入口、日陰部分は凍結しやすく、見た目では判断しにくいアイスバーンが発生することがある。視界が悪化した場合や吹雪となった場合は、無理に走行を続けず、安全な場所での一時停車を検討する判断も重要だ。
高速道路では、情報板やハイウェイラジオ、道路交通情報を活用し、通行止めやチェーン規制の有無を確認することが求められる。
◆事前に降雪が予想されているときの出発前準備と注意
出発前から降雪が予想されている場合、事前の備えが事故防止の鍵だ。まず、スタッドレスタイヤへの交換や、タイヤチェーンの携行と装着方法の確認が必要。地域や道路によっては、冬用タイヤ未装着での走行が通行規制の対象となる。
次に、気象情報と道路情報の確認が欠かせない。出発地だけでなく、目的地や経由地の天候、積雪状況、除雪状況を事前に把握することで、不要な立ち往生や渋滞を避けられる。
また、大雪が予想される場合は、不要不急の外出を控える判断も重要だ。やむを得ず運転する場合でも、時間に余裕を持った行動計画を立て、休憩をこまめに取ることが望ましい。
万一の立ち往生に備え、防寒具、飲料水、携帯電話の予備電源などを準備しておくことも、推奨される。
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