WILLERとイオンモール、オンデマンド交通の実証実験をインドネシアで開始…145か所の仮想バス停を設定

WILLERとイオンモールがオンデマンド交通の実証実験をインドネシアで開始
WILLERとイオンモールがオンデマンド交通の実証実験をインドネシアで開始全 2 枚

WILLERは1月28日、イオンモールの協力を得て、インドネシア・ジャカルタ郊外のスマートシティ「BSDシティ」において、オンデマンド交通の実証事業を開始した。2月26日まで約1か月間実施する。

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この実証事業では、地域の交通課題の把握や利用ニーズに応じた海外向けユースケースの作成、社会実装に向けたビジネスモデル検討を行う。

インドネシアの都市部では、マイカー依存や家族による送迎が日常化しており、交通渋滞を引き起こす大きな社会課題となっている。このエリアでは、ファーストラストワンマイルの移動サービスが充足しておらず、利用者が状況に応じて最適な移動手段を選択できる公共交通の整備が求められている。時間帯・目的・価格などニーズに応じて最適な移動手段を提供できる仕組みを構築することが急務となっている。

この課題を解決するため、この事業では、インドネシア政府が推進する「15-Minute City構想」に基づき、「BSDシティ」内の居住者・来訪者の多様な移動需要に対応する。イオンモールBSDシティを中心に、現在Phase3として開発中のHiera地区を含むエリアにジオフェンスを設定し、利用者がアプリで呼び出すエリア型オンデマンド交通を運行する。

これにより、鉄道駅、商業施設、住宅地、大学、病院など複数の拠点をシームレスにつなぐ移動環境を構築し、地域全体の回遊性向上を目指す。

WILLERはこれまで培ってきた技術と運行ノウハウ、ASEAN地域でのMaaS実装経験を活かす。イオンモールは現地パートナー連携や地域住民、来訪者が集う生活のハブとしての役割を担い、商業エリアを中心とした回遊導線の最適化や移動の利便性向上に取り組む。

WILLERは、今回の調査・実証で得られた結果を基に、将来的にインドネシア国内の郊外地域へ横展開が可能な、持続可能なビジネスモデルの構築を目指す。

実証期間は1月28日から2月26日まで。運行時間は7時から22時まで。運行車両台数は2台から3台。料金は無料。乗降場所は運行エリア内145か所の仮想バス停にて乗降可能となっている。

《森脇稔》

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