光と音で危険を通知、次世代セーフティデバイス「LUMIALERT」出展へ…ジャパンキャンピングカーショー2026

次世代セーフティデバイス「LUMIALERT」シリーズ3種
次世代セーフティデバイス「LUMIALERT」シリーズ3種全 4 枚

ホワイトハウスの子会社のTCLは、日常に潜むリスク(災害・犯罪・獣害・火災)から命を守る電子デバイス「LUMIALERT(ルミアラート)シリーズ」全3種を発売した。ジャパンキャンピングカーショー2026にLUMIALERTを出展する。

【画像】次世代セーフティデバイス「LUMIALERT」

このシリーズは、総務省消防庁の報告書でも有効性が示唆される「光と音」の併用により、聴覚障害者や高齢者を含むあらゆる人に危険を即座に通知する次世代の安全インフラデバイスだ。

近年、自然災害の激甚化や無差別犯罪に加え、獣害リスクが急速に高まっている。環境省の統計によると、2023年度の熊による人身被害は過去最多の198件(死者6名)を記録した。さらに2025年度は10月末時点で死者数が12名に達するなど、予断を許さない状況が続いている。

こうした状況下、従来の「音だけ」の警報や、使い捨ての対策グッズだけでは対応しきれないケースが増加している。特に火災や緊急時において、逃げ遅れを防ぐための「認知のスピード」が課題となっていた。

「LUMIALERT」シリーズ最大の特徴は、大音量110dBの電子ホイッスルと高輝度LEDシグナルを組み合わせた「光と音」による警報である。総務省消防庁の検討部会報告書によると、聴覚障害者や高齢者の場合、音のみの警報では認知率が1割未満にとどまるケースがある一方、光(フラッシュライト等)を併用することで、認知率が約7割まで向上することが実証されている。本シリーズはこの人間工学的知見に基づき、騒音下やパニック時でも直感的に危険を知らせる仕様を採用した。

「Bear Guard(ベアーガード)」は、熊・獣害対策専用の電子デバイス。深刻化する獣害問題に対し、熊が嫌がる警戒音と高輝度LEDで接近を抑止する。充電式で常時携帯・繰り返し使用が可能で、熊が嫌がる警戒音(大音量110dB電子ホイッスル)を搭載している。登山、キャンプ、農作業、山間部での作業に適している。

「Safety Signal(セーフティシグナル)」は、災害・犯罪・夜道対策用の多目的セーフティデバイス。日常の防犯から非常時の救助要請まで幅広く対応する。スイッチひとつで強力な光と音を発信し、「手放し救助モード」を搭載している。通学・通勤時の防犯、災害時の位置知らせに使用できる。

「EMG signal(エマージェンシーシグナル)」は、火災を未然に防ぐ連動型火災警戒デバイス。消火器の使用を検知し、エリア内のデバイスが一斉に「光と音」で警報を発信する日本初のシステムだ。第一発見者がボタンを押すだけで施設全体へ周知し、初期消火の遅れと逃げ遅れを防ぐ。ビル、工場、オフィスなどで、配線工事不要で導入可能。

開発元のホワイトハウスグループは、長年にわたり防災・災害救助事業に取り組んでいる。2020年には東京消防庁の即応対処部隊へ全地形対応車「POLARIS」を納入した。さらに2024年6月からは、総務省消防庁の緊急消防援助隊車両として、全国の消防本部へ同車両の納入を開始している。

公的機関の過酷な現場で採用される信頼とノウハウを活かし、民間向けの自衛・防災デバイスとして開発されたのが本シリーズ。TCLおよびホワイトハウスグループは、自治体・企業・教育機関・一般家庭への導入を通じ、「危険を可視化し、行動を連鎖させる」新しい安全インフラの構築を推進する。

《森脇稔》

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