スズキが日産を抜き国内3位浮上、2位のホンダにも急接近 2025年世界販売[新聞ウォッチ]

インドで生産し輸入するスズキ『フロンクス』と『ジムニーノマド』
インドで生産し輸入するスズキ『フロンクス』と『ジムニーノマド』全 4 枚

国内の乗用車メーカー8社の2025年の世界生産と販売台数が出そろった。このうち、トヨタ自動車の世界販売は1053万台(前年比3.7%増)と過去最高を更新。子会社のダイハツ工業と日野自動車を含むグループ全体でも1132万台(4.6%増)となり、その結果、独フォルクスワーゲングループの898万台(0.5%減)に200万台以上の差をつけて、6年連続の世界販売首位が確定したという。

【画像】トップ4メーカーの主要車種

きょうの各紙にも、改めて「トヨタ世界販売最高」とのタイトルで報じているが、国内メーカー2位のホンダとは700万台以上の差がついており、「国内勢は『トヨタ1強』が鮮明になっている」(朝日)。

独走するトヨタはともかくとして、話題性の高いのは、世界販売台数で2番手のポジション争い。2位のホンダが352万1000台(7.5%減)に対し、3位は経営難の日産自動車(320万2000台、4.4%減)を抜いてスズキが329万5000台(1.4%増)で急接近。年間での比較が可能な2005年以降、スズキが日産を抜いたのは初めてという。

もっとも、スズキは世界生産ではホンダや日産を上回って2位を堅持。しかもインドが主戦場のスズキはすでに中国と米国市場からは撤退しているため、トランプ米政権の高関税政策や中国での新エネ車などをめぐる競争激化には巻き込まれる心配はないものの、インド頼みの“一本足打法”の危うさも否めない。

2026年1月30日付

●テスラEV2種生産停止へ (読売・10面)

●御手洗氏、社長退任へ、キヤノン会長CEOは留任、経営移行へ「伴走」(朝日・9面)

●トヨタ世界販売最高1132万台、25年(毎日・6面)

●公用車130キロで衝突、赤坂死傷事故ブレーキ痕なし (朝日・23面)

● 三井住友海上社長に海山氏、不祥事から再建狙う (日経・9面)

●ジェット黒字化へ「3つの改革」ホンダ、値付け見直しや中古参入、新型機、燃費・環境を訴求 (日経・17面)

●スタンレー、岩崎電気を買収、702億円 (日経・17面)

●日野自、最終黒字750億円、今期上方修正、値上げ寄与(日経・21面)

●日立純利益100億円上振れ、今期23%増、AI需要取り込む (日経・21面)

《福田俊之》

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