重さ16kgの折りたたみ式電動モビリティ、タクシーや飛行機への持ち込み可能に…IAAE 2026で初公開へ

折りたたみ式電動モビリティ「Lieto Luce(リエート・ルーチェ)」
折りたたみ式電動モビリティ「Lieto Luce(リエート・ルーチェ)」全 7 枚

株式会社三井は、2月26日に本体重量16kgの折りたたみ式電動モビリティ「Lieto Luce(リエート・ルーチェ)」を発売する。価格は29万8000円(非課税)だ。

【画像】折りたたみ式電動モビリティ「Lieto Luce(リエート・ルーチェ)」

同製品は、杏林大学保健学部臨床工学科の福長一義教授との共同開発により誕生した。開発のきっかけは、家族が骨折して車いすが必要になった際、市場に「乗りたい」と思えるデザインや機能を持った製品が存在しなかったことだという。

同社は「Felice」などのモビリティを開発してきたが、使用する中で「重さ」と「大きさ」が生活の足かせになることが判明。機能やデザインが良くても、毎回車に積む負担や外出先での保管場所の問題があり、結局外出が遠のいてしまうという課題に直面した。

この課題解決に4年を費やし、「誰でも簡単に」「遠慮なく持ち運べる」ことを追求して完成したのが「Lieto Luce」である。

最大の特長は、タクシーのトランクやバス、新幹線、飛行機などあらゆる交通機関へスムーズに持ち込める軽量性だ。一般的な宅急便で送れるサイズと重量を実現しており、旅行先に先に送っておけば、到着した瞬間から自分の足で観光を楽しめる。

バッテリーは最大2個搭載可能(2個目はオプション)で、最大32kmの走行を実現。充電器の重さは285gで、USB-AとCポート(PD対応)を搭載しているため、外出先での携帯やパソコンの充電もできる。

安全面では、杏林大学の福長教授が「車体が軽いほど慣性の影響が小さく、止まりたい時に止まりやすく、誤操作時のリスクも低減される」とコメント。軽さと安心が行動意欲を損なわない鍵だと説明している。

夜間の移動にも配慮し、進行方向をしっかりと照らす高輝度LEDヘッドライトとテールライトを標準装備。夕暮れ時や夜間の移動でも路面状況を確実に把握でき、周囲への被視認性も高める。

その他の主な機能として、ワンタッチ折りたたみ式、椅子下収納、ノーパンクタイヤ、旋回時自動減速機能などを搭載している。

同製品は、2月12日から14日まで東京ビッグサイトで開催される「第23回 国際オートアフターマーケットEXPO 2026」(IAAE 2026)で初公開される。12日と14日は開発者および代表の上原氏がブースに常駐し、デモンストレーションを行う予定だ。

《森脇稔》

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