メルセデスベンツは、ミニバン『Vクラス』をベースにしたキャンピングカー「マルコポーロ」の改良新型を欧州で発表した。居住空間の細部にわたる改良により、快適性と居住性を向上させている。
マルコポーロは、スタイリッシュなデザインとコンパクトな外寸を持ち、旅行と日常使いの両方に適したグランピングモビリティとして人気を集めている。改良新型では、Vクラスをベースとした基本構成は維持しながら、居住空間の細部を進化させた。
メルセデスベンツ・マルコポーロ 改良新型
新しいポップアップルーフは、頑丈で軽量な二重構造のアルミニウムシェルを採用。優れた安定性と断熱性を実現するとともに、後部を最大まで展開した際の天井高を従来より10cm拡大し、居住性と就寝時の快適性を大幅に向上させた。
LEDアンビエント照明をポップアップルーフに新たに装備。クールで活力を与える光から温かく居心地の良い色調まで、ユーザーの好みに応じて様々な照明シナリオを選択できる。また、新しいスライディングルーフにより、室内により多くの自然光と新鮮な空気を取り込むことが可能となった。夜間には星空を遮ることなく眺めることができる。
オーニングは全面的に再設計され、組み立てと分解の柔軟性が向上。洗車時などに便利で、昇降用のクランクはオーニングホルダーに省スペースで収納できる。コックピット用の新しい遮光システムは、マグネット式で数ステップで簡単に取り付けられ、安眠とプライバシー保護を実現する。
メルセデスベンツ・マルコポーロ 改良新型 サウンドシステムも大幅に強化された。マルコポーロ専用に調整された新しいシステムは、8つのスピーカーとサブウーファーを搭載し、クリアで豊かなサウンドを提供。Bluetooth接続により、インフォテインメントシステムがオフの状態でも音楽再生が可能だ。
2019年からマルコポーロをモバイルスマートホームに変えてきたメルセデスベンツ・アドバンスド・コントロール(MBAC)システムは、さらなる進化を遂げた。新しいスライディングルーフ、ポップアップルーフのLEDアンビエント照明、更新されたサウンドシステムを、ヘッドユニットのディスプレイまたはMBACスマートフォンアプリから一元的かつ直感的に操作できる。
その他、改良された折りたたみテーブル、最適化された引き出しスライド、再設計されたベンチシート操作パネル、より省エネルギーなクーラーボックスなど、さらなる快適性向上が図られている。
ほぼすべての新機能を備えた「マルコポーロ ホライゾン」も用意される。ホライゾンは、ビルトインキッチンユニットやクローゼットを持たないレジャービークルで、週末の外出や短期休暇に適している。新型オーニングコンセプトやコックピット用マグネット式遮光要素などを装備し、ホライゾン専用として後部用マグネット式遮光ソリューションも用意される。安全性向上のため、AピラーからDピラーまでのウィンドウバッグを標準装備している。




