トヨタ『RAV4』新型にPHEV、329馬力の高出力と150kmのEV走行を実現…600万円から

トヨタ RAV4 新型のPHEV
トヨタ RAV4 新型のPHEV全 10 枚

トヨタ自動車は、新型『RAV4』のプラグインハイブリッド(PHEV)モデルを3月9日に発売する。価格は600万円から。2025年12月に発売したハイブリッド(HEV)モデルに続く展開となる。

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新型『RAV4 PHEV』は、「Life is an adventure」をコンセプトに、従来のRAV4らしい力強いデザインとパッケージを維持しながら、多様なスタイルに応える新世代SUVとして生まれ変わった。

今回設定したPHEVは、高い走破性と、アウトドアでも大容量電力を利用できる給電性能を兼ね備える。エネルギー効率の高いハイブリッドシステムをベースに、大容量の駆動用バッテリーや高出力充電器対応を備えたプラグインハイブリッドシステムを採用することで、EV航続距離と出力が大幅に向上した。

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世界トップレベルのエネルギー効率を実現した新世代プラグインハイブリッドシステムに、電池容量が大幅に向上した新開発の大容量電池を採用。システムの最高出力は242kW(329PS)に達し、RAV4らしいわくわく感の高まる力強い走りを楽しむことができる。

電池容量の増加と、電力のロスを低減するSiC(シリコンカーバイド)半導体をPCU(パワーコントロールユニット)に採用することにより、満充電からのEV航続距離は従来型の約95kmから約150kmにまで伸長した。これにより、通勤や毎日の買い物、ちょっとした遠出まで、日常での移動の大部分をゼロエミッションで移動することができるようになった。

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電源が使える「給電機能」により、アウトドアでの家電製品の使用など、大容量のバッテリーに蓄えた電力を「走る」以外にも使うことが可能だ。ラゲージに設置されたコンセントによる車内での使用に加え、付属のヴィークルパワーコネクターを普通充電インレットに挿し込むことで、合計1500Wまで対応する100Vの外部給電用コンセントとしても使用できる。

また、停電・災害などの万一の非常時にも、クルマを電源として活用可能だ。「HV給電モード」を採用することで、満充電・ガソリン満タンの状態から消費電力400Wで供給した場合には約6.5日、給電日数を延長する「給電時間優先モード」を使用した場合には約7日の電力を供給できる。

スポーティなスタイルを追求しつつ、PHEVならではの力強さと優れた操縦性能を備えた「GR SPORT」を新たなラインアップとして追加した。これにより、「Z(PHEV・HEV)」、「Adventure(HEV)」、「GR SPORT(PHEV)」の多様なスタイルが出揃った。

GR SPORTは、「モータースポーツを起点としたもっといいクルマづくり」を通じて鍛え上げられた、スポーツカーシリーズ「GR」の世界観を、より多くの顧客に提供するために新規設定された。GR SPORT専用意匠は、空力の前後バランスを追求した性能と、スポーティなデザインを両立した機能美を実現している。

トヨタ RAV4 新型のPHEVトヨタ RAV4 新型のPHEV

また、駆動用電池を補強部材として活用することで、ボディ剛性の向上と低重心化を実現した。さらに、ハンドリング性能を向上させるため「GRパフォーマンスダンパー」や「GRブレース」を採用することにより、操縦安定性を高めている。

機能美を追求したデザインでまとめられたフロントリップスポイラーとウイングタイプのリヤスポイラーは、単に車体が浮き上がる力(リフト)を抑えるだけでなく、「前後の空力バランス」を徹底的に追求。コンピューター解析(CFD)と風洞試験を重ねてつくり込むことで、高速域のみならず、低中速域でもダウンフォースを発生させて操縦安定性が向上した。

メーカー希望小売価格は、Z(PHEV)が600万円、GR SPORTが630万円(いずれも消費税込み)。月販基準台数はPHEVで700台を見込む。生産は、トヨタ自動車高岡工場と豊田自動織機長草工場で行う。

《森脇稔》

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