スズキ財団は2月20日、2025年度の科学技術研究助成として84件、総額1億7301万円の助成を決定したと発表した。その他の助成と合わせ、本年度の助成は件数で213件、総額2億6472万円となる。
科学技術研究助成は、生産関連技術、環境・資源エネルギー関連技術、計測・制御・解析関連技術、材料関連技術、電気・電子・情報関連技術、人間工学・医療関連技術、ロボット関連技術、自動車のリサイクル関連技術の高度化の8つの研究分野を対象に公募された。一般51件、35歳以下若手33件、計84件の研究テーマへの助成を決定した。いずれも独創的、先進的な研究開発テーマとなっている。
課題提案型研究助成では、自動車に代表される移動体の環境負荷改善、および使用するエネルギーの低減に関して、解決すべき課題とその解決方法に向けた提案を公募した。本年度決定の5件と昨年度の継続研究4件をあわせ、総額4920万円の助成を行った。
研究成果普及助成では、国内外で行われるシンポジウム・フォーラム等の開催に対して会場費用等を助成し、15件、575万円を助成した。研究者海外研修助成では、研究者の海外学会等への渡航・宿泊費を助成し、107件、2730万円の助成を行った。
外国人の研究・研修助成では、ハンガリーブタペスト工科経済大学から1名、インド工科大学デリー校から1名の計2名の研究者の招聘を行い、総額946万円の助成となる予定だ。
スズキ財団はスズキが創立60周年の記念事業として基金を寄託し1980年3月に設立したもので、2011年4月1日、新しい公益法人制度に則り公益財団法人となった。研究助成は本年で46回目となる。




