音楽好きなドライバーに向けて、その音楽を「何で聴くか」についての考察をお届けしている当連載。今回は、「市販ナビ」で動画系コンテンツを観るという選択肢について解説していく。特別な機種が2つある。その機種とは……。
◆「スマホ」ありきのモデルが増えている中で、特別なプレーヤー機能を持つ機種もある!
さて、ここまでの記事にて解説してきたように、車内で音楽が聴かれるときには「スマホ」がプレーヤーとして使われることが多く、動画系コンテンツが観られるときにはスマホ、「ストリーミングデバイス」、「車載用Android端末」等の外部機器にて再生されることが増えている。
しかしながらそれら以外にも選択肢はある。今回からはそれらについて考えていく。なお少し前までは「メインユニット」が音楽・映像プレーヤーとして機能していたが、外部機器が使われることが多くなり、メインユニットのプレーヤー機能は省かれる傾向が強まっている。つまり、CD・DVDメカが省略された機種が増えている。
その一方で、スペシャルな機能が積まれた市販メインユニットもいくつかある。まず挙げるべきは、カロッツェリアの『サイバーナビ』とパナソニックの『ストラーダ』だ。
カロッツェリア・AVIC-CQ912IV-DC
◆外部機器を接続せずして、ネット動画をサクサク観られる!
これらには、2つのスペシャル機能が搭載済みだ。1つはネット動画を観られる機能で、もう1つは自宅のブルーレイレコーダーと繋がれる機能だ。
それぞれがどのようなものなのかを説明していこう。まずはネット動画が観られる機能について。これら2機種はつまりは「ブラウザ」を搭載している。なのでこれにてYouTube等にダイレクトにアクセスできる。外部機器を接続する必要がないのだ。
そしてブラウザが搭載済みであるので、動画を観るにあたってのすべての操作をメインユニットの画面上にて行える。まるでタブレットで動画系サイトを観ているような感覚で、サクサク映像を楽しめる。
ちなみに両機とも通信環境の構築が別途必要となるわけなので、そのためにスマホが必要となる場合もある。でもサイバーナビでは、付属または別売のネットワークスティックを使ってドコモの車載用ネットワークサービスを活用すると、スマホは完全に切り離せる。
カロッツェリア・AVIC-CL912IV-DC◆車内で観られるテレビ番組は地デジだけという常識が、これら2機種では覆る!
次いでは、自宅のブルーレイレコーダーと繋がれる機能について説明しよう。当機能を活用すると、自宅のブルーレイレコーダーに録り貯めてあるテレビ番組が車載ナビでも鑑賞できる。つまり、クルマでの移動時間を未視聴のテレビ番組の消化時間としても活用できるようになる。
また、そのレコーダーにてBSやCSの番組も観られるのであれば、車内でもそれらも観られる。車載メインユニットで観られるテレビ番組は地デジだけという常識が、これら2機種では覆る。
また、遠方にドライブに行くと地デジの番組編成がその土地独自のものに変わる部分も出てくるが、この2機種ではどこに行っても自宅と同一のタイムテーブルで地デジの番組を楽しめる。これも利点だ。
今回は以上だ。次回も市販のメインユニットのプレーヤー機能について解説していく。お楽しみに。




