中国政府は1月6日付で、日本向けのデュアルユース(軍民両用)品目の輸出管理を強化する規制を発表し、施行した。またスバルや日野自動車などをウォッチリストに指定した。自動車業界では手続きの厳格化による取引遅延やサプライチェーン見直しの可能性が浮上している。
◆輸出禁止・審査強化の2段階
規制は、中国の輸出管理法および軍民両用品目輸出管理条例に基づく措置であり、軍事転用可能な物資を日本側の特定企業・団体に輸出する際、禁止・審査強化の2段階の管理を導入するものだ。
2月24日には、中国商務部が40の日本企業・団体を対象に新たな措置を発表した。この中で、20社は中国原産のデュアルユース品目の輸出禁止リストに入り、別途20社は厳格な審査対象となるウォッチリスト(注視リスト)に加えられた。
輸出禁止リスト企業には三菱重工業や川崎重工業の関連会社などが名を連ね、ウォッチリストでは自動車関連企業を含む広範な業種が挙げられている。




