カーメイトのルーフキャリアブランド「INNO(イノー)」から、樹脂成形のルーフラック「INNOルーフボード」3サイズを発売した。ルーフラック市場で初とアピールする樹脂素材を採用し、従来の金属製品と比べて大幅な軽量化と使いやすさを実現した。
【画像】樹脂ブロー成形のルーフラック「INNOルーフボード」
同製品は、ブロー成形による中空構造の樹脂ボードを採用し、従来の同サイズアルミ製ラックと比べて33%の軽量化を達成した。Sサイズ(110BK)は約10kg、Mサイズ(120BK)は約11kg、Lサイズ(130BK)は約12kgで、セパレート構造のため片側約5から6kgと、大人1人でも持ち運びが可能だ。素材にはHDPE(高密度ポリエチレン)を使用している。
組み立ては2枚のパネルをつなぐだけのシンプル構造で、複雑な作業や重い大型パネルの持ち上げが不要なため、一人でも装着できる。片側を外すことでサイクルキャリアなどとの併載にも対応し、用途の幅が広がる。
樹脂ブロー成形のルーフラック「INNOルーフボード」
多数のベルト穴を配置し、積載物に合わせて最適な位置で固定が可能だ。穴の形状や間隔は、ベルトをかけた際にねじれや偏りが生じないよう設計されている。フラットな天面で荷物のスライドがスムーズで、多数の穴による中空壁が構造強度を高め、最大積載量75kg(従来の金属製と同等)を実現した。
多角形フォルムにより、クロカン系から街乗りSUVまでデザインに自然と調和する。また、エアロ形状により走行時の風切り音も低減している。
ベースキャリアへの取り付けはU字金具により、INNOのスクエアバー・エアロバーへ装着できる。トルクノブを付属し、誰でも既定の力で締め付けることが可能だ。オプションの「Tスロットアダプター(IOP500)」を使用すると、エアロバーの下側に金具が見えずスマートな装着になる。
樹脂ブロー成形のルーフラック「INNOルーフボード」四辺のTスロットレールに装着できる3種のオプションも用意され、用途に合わせて機能を拡張できる。可倒式アイボルトTスロット用(IOP501)、グラブハンドルTスロット用(IOP502)、マルチラバーバンドTスロット用(XA801)がラインアップされている。
製品サイズは、110BKが140×110×65cm、120BKが140×120×65cm、130BKが140×130×65cmの3種類。カラーはブラックで、価格はオープン。公式オンラインショップでの税込み価格は10万5800円~11万3800円。
INNOルーフボードは約3年にわたり開発された製品で、2025年度グッドデザイン賞を受賞している。審査員からは「ブロー成形を採用することで軽量化と強度を両立し、従来構造では実現が難しかった特徴的なスタイリングを可能とした」と評価された。




