ヤマハ発動機は3月9日、昨年の大阪モーターサイクルショーでサプライズ公開し話題を集めた新型の125cc原付2種スクーター『Fazzio(ファツィオ)』を、4月24日に発売すると正式発表した。価格は36万8500円(税込)。
【詳細画像】ヤマハのおしゃれスクーター『Fazzio(ファツィオ)』
アジアで先行して販売され、ファッション性の高さからZ世代の若者を中心に爆発的な人気となっているモデルで、2024年10月に新型が投入されると、発売5時間で1000台をオンライン販売したという話題も振り撒いていた。親しみやすいデザインは日本でも注目されており、待望の発売となる。
ヤマハ Fazzio(ファツィオ)
デザインコンセプトは“Hello, Simple“。流行に左右されない機能性を持ちつつ、ライフスタイルを楽しむ「余白」を感じさせる、シンプルで末永く愛されるユニークなデザインを目指した。ヤマハは125ccクラスに多数のスクーターをラインアップしているがスポーティなデザインが多く、“ファッション性”に特化したモデルが日本になかった。
ヤマハは、「“実用的で長く飽きの来ないシンプルなデザインながらも、さりげなく自己表現したい”“スタイリッシュで快適に日々の移動を行いたい”というニーズに応え、単にオシャレな外観だけではなく、充実した機能性も満たしたスマートなモデルを好む方に向けた一台となっています」とし、デザインや使いやすさを武器に、従来よりも若い世代にアピールする。
◆シンプルなデザインと軽量&扱いやすい車体
ヤマハ Fazzio(ファツィオ)発表会ヘッドランプやテールランプ、メーターパネル、カラビナ型フックなど、各部のディテールをオーバル(楕円)モチーフで統一。一目で「Fazzio」と認識できる象徴的なアイコンをそこかしこに配した。
ゆとりのある膝まわりやフラットで広い足元スペースにより、さまざまな体格の方が乗りやすく快適な居住性を追求。張り出しを抑えたシンプルな面構成とすることで、街中の狭い道や混雑した状況にもマッチするデザインに仕上げている。
日本専用に設計した座り心地の良いシートや前後長235mmのフラットな足元スペースなどにより、アップライトでゆったりした乗車姿勢を実現。車両重量は97kgと軽量で、取り回しや押し歩きも軽快におこなえる。
ヤマハ Fazzio(ファツィオ)シート高は765mmとし、シート形状にも配慮。足を下ろしやすいフートボード端の設計と相まって、良好な足つき性を実現した。さらにグラブバーは、タンデム(二人乗り)時の快適性を考慮したデザインを採用している。
カラーバリエーションは、「リーフグリーン」「ライトブルー」「パステルイエロー」「ブラック」の全4色。さらにヘッドランプカバーやメーターパネルカバーは、別売りのアクセサリーで手軽にカスタマイズが可能な設計としているのもFazzioの面白さだ。
ヤマハ Fazzio(ファツィオ)の「着せ替えパーツ」◆スマートに発進!56.4km/リットルの低燃費
エンジンには、「高効率燃焼」「ロス低減」「高い冷却性」の3点を照準に開発した空冷・4ストローク・SOHC・2バルブ・124cc「BLUE CORE」エンジンを搭載。精密にプログラム管理されたフューエルインジェクションにより、優れた走行性能と環境性能を高い次元で融合させている。
さらに、エンジン始動用モーターとジェネレータの機能を一体化した「SMG(スマートモータージェネレーター)」を搭載した「Smart Motor Generator System」を採用。これにより「パワーアシスト機能」、「Stop & Start System」(アイドリングストップ)、静かなエンジン始動・再始動が可能となった。
「パワーアシスト機能」はヤマハの国内モデルとして初採用で、停車状態からの発進時、スロットルを大きく、あるいは素早く開けることで、最大約3秒間にわたり駆動力を力強くアシスト。登坂路や2名乗車時でも、ストレスのないスムーズな加速を実現する。
ヤマハ Fazzio(ファツィオ)「Stop & Start System」は、信号待ちなどの停車時に自動でアイドリングを停止し燃料消費を抑制する機能。再発進時にはスロットルを回すだけで、静かにスムーズに再始動することができる。このシステムにより、約3%の燃費向上を実現。WMTCモード燃費で56.4km/リットル(クラス1、1名乗車時)の低燃費を実現している。
また、始動用モーターやギアを不要とすることで、従来のような「キュルキュル」音がなく静かに発進することができる。ワンプッシュで始動できる「One push start」機能も備えた。
◆スクーターならではの快適・便利機能も充実
ヤマハ Fazzio(ファツィオ)
ヤマハ Fazzio(ファツィオ)このほかにも、生活の足として活躍するスクーターならではの快適・便利機能も充実させた。主な特徴は以下の通り。
・スマートキーシステム
・19.1リットルのシート下収納
・フロントポケットは左に蓋つきポケットと右にオープン型ポケット
・USB Type-A端子対応充電ソケット装備
・新デザインのカラビナ型フック(2か所)
・オーバルモチーフでコンパクトなLCDメーター
・オーバルモチーフのLEDヘッドランプ&ポジションランプ
・スマートフォン連携機能「Y-Connect」
・5.1リットル容量の燃料タンク
メーカー希望小売価格は36万8500円(税込)で、4月24日発売。年間販売計画は6500台となっている。
イメージイラストを手がけたutuさんと、特別なカラーリングを施したFazzio(ファツィオ)発売に合わせメディア向けにおこなわれた発表会では、イメージイラストを手がけたutuさんも登場し、Fazzioが持つおしゃれな世界観をイラストで紹介した。さらに、utuさんによる特別なカラーリングを施したFazzioも初公開。よりレトロなデザインを強調する一台限りのFazzioは今後、横浜みなとみらいの「Yamaha E-Ride Base」などに展示される予定。
また、Fazzioは3月20日に開幕する「大阪モーターサイクルショー2026」をはじめ、「東京モーターサイクルショー2026」「名古屋モーターサイクルショー2026」でも展示される。さらに注目を集めそうだ。




