VW『ID.3』後継モデル「ID.3 ネオ」、4月中旬に世界初公開へ…最新ソフトとV2L機能搭載

VW「ID.3 ネオ」
VW「ID.3 ネオ」全 6 枚

フォルクスワーゲンは、電気自動車『ID.3』の後継モデルとなる「ID.3 ネオ」を4月中旬に世界初公開すると発表した。

VW「ID.3 ネオ」

改良新型モデルは最新世代のソフトウェアを搭載し、多数の新機能を備える。信号認識機能を備えた強化版トラベルアシストや、車両が停止するまで回生ブレーキを作動させるワンペダル走行機能などが含まれる。ID.4、ID.5、ID.7はすでにこのソフトウェアと新しいイノビジョンインフォテインメントシステムを搭載したモデルとして注文可能となっている。

すべての新型IDモデルには、ビークル・トゥ・ロード機能が搭載される。この機能により、高電圧バッテリーから直接、電気グリルや電動自転車などの外部機器に最大3.6kWの電力を供給できる。

ソフトウェアとハードウェアは、新しい規制条件に対応するよう設計されている。欧州排出ガス基準ユーロ7、カリフォルニア州のゼロエミッション車両基準ZEV3、道路交通安全をさらに向上させることを目的としたEU指令GSR2の要件などが含まれる。

新型IDモデルには新しいイノビジョンインフォテインメントシステムも搭載される。車内ショップには新しいアプリストアが統合されており、スマートフォンと同様に、オーディオ、ビデオストリーミング、駐車、充電、ゲームなどの分野の人気アプリをダウンロードできる。機能やサービスをデジタルで柔軟に、車両ごとに有効化または拡張することが可能だ。

すべてのモデルでデジタルキーがオプションとして利用可能になる。スマートフォンやスマートウォッチなどのモバイル機器を使用して、便利に車両にアクセスできる。デジタル車両キーは従来の車両キーを補完するもので、スマートフォンでの決済プロセスと同様にワイヤレスで通信が行われる。専用アプリは不要だ。また、すべての今後のIDモデルには、さまざまな機能の直感的な操作を改善するステアリングホイール上のボタンが装備される。

エンジンとバッテリーの分野でも新たな開発が行われている。ID.4とID.5のピュアエントリーモデルには、新しい140kW(190PS)の駆動システムAPP350が搭載される。これは従来のAPP310モーターと比較してトルクが増加し、燃費が向上する。これによりID.4の航続距離は最大40km(WLTP)増加する。新しいリン酸鉄リチウム(LFP)高電圧バッテリー(正味58kWh)との組み合わせにより、堅牢で非常に効率的なパッケージとなっている。

《森脇稔》

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