レトロな外観と現代的なパフォーマンスを融合させたヤマハ「XSRシリーズ」の末弟に新たな選択肢が登場する。
「大阪モーターサイクルショー2026」で日本初公開モデルを多数ならべたヤマハ発動機。「YZF-R」「MT」「XSR」そしてスクーターシリーズと、各モデルのコンセプトに沿った展示がおこなわれたが、ネオレオトロ系(ヤマハ曰く「スポーツヘリテージ)モデルの注目は、夏以降に発売予定の『XSR155』だ。
コロナ禍以降のバイクブームに乗っかり、入門用バイクとしてマニュアルトランスミッションを搭載した125ccクラスを拡充したヤマハ。2023年末に登場した『XSR125』は、その中でもネオレトロなデザインや、約50万円からという価格で人気となっていた。一方で125ccクラス=原付二種は、免許取得の敷居が低く原付一種ほど制限がないものの、高速道路を走ることができないため、長距離ツーリングへのハードルが高いという課題があった。
ヤマハ XSR155(大阪モーターサイクルショー2026)
エンジンや車体が共通のスポーツバイク『YZF-R125』には、排気量を155ccに拡大した『YZF-R15』が存在するため、XSRシリーズへの展開が期待されていた。XSR125の発売から2年ちょっと、待望の155cc版が登場するというわけだ。
現時点で詳細なスペックなどは発表されておらず「市販予定車(2026年夏以降発売予定)」という情報のみだが、YZF-R125とYZF-R15の関係性と同じであれば、エンジンの基本構造は変わらず内径(ボア)を52mmから58mmに拡大、圧縮比を11.2:1から11.6:1に拡大することで排気量をアップ。出力は11kW(15ps)から14kW(19ps)に、トルクも12Nm(1.2kgf・m)から14Nm(1.4kgf・m)にアップすると思われる。シート高や車重なども変わらないと予想されるため、よりパワフルで扱いやすいマシンとなるはずだ。
ヤマハ XSR155(大阪モーターサイクルショー2026)大阪モーターサイクルショー2026では、ヤマハのホームページで予告されていたグリーンメタリックの車両のほか、『XSR900 GP』などで採用された往年のレーシングマシンに倣ったイエローの「USインターカラー」を採用した車両も展示され、ブースの目玉になっていた。




