ホンダ、ソニーとの協業EV「アフィーラ」の開発・販売も断念[新聞ウォッチ]

開発を中止したソニーホンダモビリティの「AFEELA 1」
開発を中止したソニーホンダモビリティの「AFEELA 1」全 4 枚

ソニーグループとホンダが共同出資の「ソニー・ホンダモビリティ」が手掛ける電気自動車(EV)『AFEELA』(アフィーラ)の開発・販売を突然中止するという衝撃的なニュースが飛び込んできた。

【画像】開発を中止したソニーホンダモビリティの「AFEELA 1」

きょうの各紙も日経が1面トップ記事で「ソニー・ホンダ、EV中止、米の政策転換で誤算、電動化競争に後れ」と報じたほか、他紙も1面や経済面などに中止の背景を詳しく取り上げている。

このうち、朝日は1面に「第1弾となる車種はすでに受注を始め、2026年内に米国で、27年前半には日本でも納車を始める予定だった。顧客から預かった予約金はすべて返金し、第2弾となるSUVも開発を断念する」。

さらに、関連記事を経済面に「ソニー・ホンダ協業EV『苦渋の決断』、発売前の中止判断」とのタイトルで掲載。「業界の垣根をこえた異例の車づくりだったが、米国でトランプ政権が再登場して環境政策が急速に変化したことでホンダの米国でのEV戦略が行き詰まり、両社の協業も見直さざるを得なくなった」と指摘している。

日経も「車とエンタメ融合頓挫、ハードウエア縮小、知財の比重、より高く」として「車内を『エンタメ空間』とし、ソニーGの豊富なコンテンツなどとの融合を目指していたが、生産委託するホンダのEV戦略見直しで頓挫。ソニーGはテレビに続きハードウエア事業が縮小し、成長戦略における知的財産(IP)の比重が一層高まる」とも。 

今後の方向性は親会社のソニー、ホンダを含めて協議・検討するそうだが、ソニーとしても、ホンダのEV戦略の見直しの要因を「米国のトランプ政権による事業環境の急変のため」などと他人事として、巨額赤字を抱えながらも三部敏宏社長自らの経営責任を負わないような相手と今後も協業を続けるかどうか。

ソニーホンダモビリティの「AFEELA 1」ソニーホンダモビリティの「AFEELA 1」

2026年3月26日付

●米が停戦案イラン「拒否」現地報道核放棄など15項目 (読売・1面)

●ソニー・ホンダEV中止、開発、米での納車も(読売・9面)

●バンコク車ショー開幕(読売・9面)

●ガソリン下落177円台、補助金過去最高48.1円へ(朝日・9面)

●トヨタ次期社長連携呼びかけ、部品メーカー集め総会 (毎日・6面)

●関東バスあす終日ストか、労組通告、7265本、14万人に影響 (東京・4面)

●Deep Insight ホンダは再起できるのか(日経・6面)

●豊田織機非公開化、トヨタ、株の持ち合い重荷、2度の価格上げ余儀なく、歴史的株高局面でのTOB(日経・20面)

《福田俊之》

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