トヨタのEV最長の航続607km、『C-HR+』欧州納車開始…SUVクーペデザイン

トヨタ『C-HR+』
トヨタ『C-HR+』全 10 枚

トヨタ自動車は、新型バッテリー電気自動車(BEV)『C-HR+』の欧州市場での顧客への納車を開始したと発表した。

【画像】トヨタ『C-HR+』

トヨタ『C-HR+』トヨタ『C-HR+』

C-HR+は、トヨタのBEV DNAを体現するモデルとして、パワートレインの効率性、魅力的な性能、スタイリッシュなデザインに、トヨタの品質、耐久性、信頼性を組み合わせた。

C-HR+は57.7kWhと77kWhの2種類のリチウムイオンバッテリーを用意する。57.7kWhバッテリー搭載の前輪駆動モデルは167馬力(123kW)を発揮し、WLTCサイクルで最大458kmの航続距離を実現する。

77kWhバッテリー搭載の前輪駆動モデルは224馬力(165kW)を発揮し、トヨタBEVラインアップで最長となる607kmの航続距離を達成した。四輪駆動モデルは343馬力を発揮し、0-100km/h加速を5.2秒でこなし、最大548kmの航続距離を持つ。

トヨタ『C-HR+』トヨタ『C-HR+』

充電システムは全車に150kW DC急速充電を標準装備する。高グレードには22kW ACオンボード充電器を搭載し、充電時間を約半分に短縮できる。バッテリー冷却システムを標準装備し、効率的な性能を最適化する。寒冷地での充電時間改善のため、バッテリー加熱とプリコンディショニング機能も備える。

パワートレインには、インバーター、モーター、トランスアクスルで構成される最新の軽量eアクスルを採用した。新世代のシリコンカーバイド(SiC)半導体を搭載し、従来のシリコンタイプより高効率で高出力を実現しながら、軽量コンパクト化を達成している。

バッテリーはトヨタ自動車とパナソニックの合弁会社プライムプラネットエナジー&ソリューションズ(PPES)が供給する。57.7kWhバッテリーは78セル、77kWhバッテリーは104セルで構成される。全モデルに10年間のバッテリー保証を標準で付帯する。

トヨタ『C-HR+』トヨタ『C-HR+』

空調システムは効率的な2層運転方式を採用し、航続距離への影響を抑えながら快適性を維持する。革新的なヒートポンプは外気の熱エネルギーを利用してキャビンを暖房し、標準システムと比較してエネルギー消費を削減する。ECOモードでは他の座席が空いている時にドライバーに集中して暖房し、シートヒーターとステアリングヒーターを作動させることで、充電を節約しながら暖かい空間を提供する。

C-HR+はクーペSUVシルエットのデザインを採用し、室内空間を犠牲にすることなく感情を刺激するスタイリングを実現した。サスペンションの改良と剛性を高めたeTNGAプラットフォームにより、機敏で応答性の高いハンドリングと、滑らかで静かな乗り心地を両立させている。

《森脇稔》

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