【スズキ アルトラパンLC 新型試乗】オーセンティックな雰囲気、質感ともに満足度の高い一台…島崎七生人

スズキ・アルトラパンLC HYBRID X(2WD・CVT)
スズキ・アルトラパンLC HYBRID X(2WD・CVT)全 21 枚

もともと1967年の『フロンテ360』(LC10)をオマージュして登場したスズキ『ラパンLC』。昨年7月の一部仕様変更では、より新解釈的なフェイスリフトを実施しての登場となった。

【詳細画像】スズキ・アルトラパンLC HYBRID X

◆オーセンティックな佇まいが楽しい

スズキ・アルトラパン/LCのカタログスズキ・アルトラパン/LCのカタログ
スズキ フロンテ 当時のカタログスズキ フロンテ 当時のカタログ

“両A面”の紙のカタログの表紙を広げて見較べても、標準車のラパンとの印象の違いは鮮明。エレガントで今風の標準車に対して、LCは相変わらずオーセンティック路線でデザインし直されたことがわかる。

ちなみに丸型のLEDヘッドランプはラパンの同グレードと共通のようで、LCでは周囲にクロームのリングを施し、グリルに“Lapin”の車名ロゴがバラ文字で置かれている。

ほかにハーフホイールキャップ付きのホワイト塗装のアルミホイール、メッキのドアハンドル、天使の羽根状(?)のリアのLCエンブレムも専用だ。

◆雰囲気、質感の両面で満足度の高いクルマ

スズキ・アルトラパンLC HYBRID X(2WD・CVT)スズキ・アルトラパンLC HYBRID X(2WD・CVT)

内装ではキャメルカラーのインパネガーニッシュとブラックヘリンボーン柄の加飾を組み合わせたもの。強過ぎずボヤけ過ぎない、目にも心地いい柄感のシートファブリック、コンビの本皮巻きステアリングホイールなども備える。

……と、これだけの行数を費やしてご紹介できるほど実は充実した内容を持っていて、雰囲気、質感の両面で満足度の高いクルマだということができる。

機能面ではミリ波レーダーと単眼カメラを組み合わせ機能を充実させたデュアルブレーキサポートIIのほか、低速時ブレーキサポート(前進・後退)、車線逸脱抑制機能、パーキングセンサーのフロントへの追加など、予防安全の機能も最新のものが標準化された。

◆キャラクターに馴染む穏やかでスムースな走り

スズキ・アルトラパンLC HYBRID X(2WD・CVT)スズキ・アルトラパンLC HYBRID X(2WD・CVT)

試乗車は「HYBRID X」の2WD車。マイルドハイブリッドをパワートレインとして新搭載したモデルで、走らせた印象はクルマのキャラクターに馴染む穏やかでスムースな印象だった。

特段、省燃費を意識した運転をした訳ではなかったが、今回、街乗りメインとして23・1km/リットルの実燃費を確認(市街地モードのカタログ値は24.1km/リットル)。

乗り味もヒタッとしたもので、後席に乗車の乗り心地・NVH評価担当の我が家のシュン(4歳になったオスの柴犬)も終始平常心といった風だった。

スズキ・アルトラパンLC HYBRID X(2WD・CVT)スズキ・アルトラパンLC HYBRID X(2WD・CVT)

■5つ星評価
パッケージング:★★★★★
インテリア/居住性:★★★★★
パワーソース:★★★★★
フットワーク:★★★★★
オススメ度:★★★★★

島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト
1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年よりフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。

《島崎七生人》

島崎七生人

島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト 1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年よりフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。

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