世界ラリーレイド選手権(W2RC)第2戦「BP Ultimate Rally-Raid Portugal」に、TOYOTA GAZOO Racingから参戦した三浦昂選手は、総合14位でフィニッシュした。三浦選手は、T1クラスのトヨタ『ダカール GR ハイラックス(DKR GR Hilux)』をドライブし、コドライバーのアルマン・モンレオン選手とコンビを組んで5日間のラリーに挑んだ。
W2RC Rd.2『BP Ultimate Rally-Raid Portugal』
今大会はポルトガルおよびスペインを舞台に、雨の影響を受けて滑りやすいグラベルやマッドなど、難コンディションが続くタフなラリーレイドに。三浦選手にとっては、T1クラスでの実戦経験を積む重要な1戦となり、完走を果たしながら多くの知見を得るラリーとなった。
W2RC Rd.2『BP Ultimate Rally-Raid Portugal』さらに今回は三浦選手のTOYOTA GAZOO Racingへ移籍後に、最高峰クラス(T1+)へ新体制での初参戦。マシンも新設計となり従来より性能が向上しているため、ドライビングを見直しながら徐々にペースを掴んでいく様子が印象的であった。足元にはトーヨータイヤの「OPEN COUNTRY(オープンカントリー)」シリーズを装着。T1+向けに開発が進められているW2RC専用スペックの「OPEN COUNTRY M/T-R」を投入し、グラベルからマッドを中心に幅広い路面での性能検証が進められた。
W2RC Rd.2『BP Ultimate Rally-Raid Portugal』ラリーウィークを終えて、三浦選手のコメント
「全体を通して、T1+のマシンは非常に性能が高く、その中でまだ自分の経験やスキルが追いついていない部分もあると感じました。どうしてもタイムを追いたくなりますが、まずは車の正しい動かし方を1つ1つ理解していくことが重要だと思っています。簡単そうに見えて実際は難しく考えすぎてリズムを崩してしまうこともありましたが、最終的にしっかりゴールできたことは良かったです。このチャレンジを通じて、ドライビングを見直す良い機会になりました」
「タイヤについても、これまでのBAJAシリーズやW2RCでの経験から、ベースはかなり仕上がってきています。開発段階ではありますがラリーを戦えるレベルに充分達しており、そのおかげでドライビングの理解も進みました。今後はタイヤの進化に負けないよう、自身のスキルもさらに高めていきたいと思います」
W2RC Rd.2『BP Ultimate Rally-Raid Portugal』第3戦「Desafío Ruta 40」(アルゼンチン)に向けての意気込み
「かつてダカールが南米で開催されていた頃に走ったエリアを再び走れるので、非常に懐かしく、楽しみにしています。次戦は砂丘を含むオープンデザート主体のステージになると思うので、私にとっても得意な路面です。今回学んだことを来週のテストでしっかり自分のものにして、ポルトガルよりも余裕を持ってレースを楽しめるような走りにつなげていきたいです」
次戦、W2RC第3戦「Desafío Ruta 40」は5月26日よりアルゼンチンで開催される予定だ。




