シェアモビリティ実証実験、東京・平和島駅周辺で開始…カプセルトイ機器で全国初の無人現金決済

Whill株式会社製4輪モビリティ
Whill株式会社製4輪モビリティ全 3 枚

京浜急行電鉄(京急電鉄)は合同会社リモットと協業し、大田区の協力のもと、平和島駅周辺で多世代向けシェアモビリティの実証実験を開始した。

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実証実験では、時速6km以下で走行するホイール株式会社製の4輪モビリティ3台と、パナソニック製の子ども乗せ電動自転車1台を導入する。高齢者や子育て世帯の外出機会の提供、乗り捨て可能モデルの需要検証、京急沿線地域や沿線外への事業拡大に向けたサービスモデルの構築が目的だ。

貸出・返却拠点は、半径1.5km(徒歩20分程度圏内)に生活利便施設が立地するJKK東京(東京都住宅供給公社)の「コーシャハイム大森東」(東京都大田区大森東1丁目35)。実証期間は3月23日から1年間程度を予定している。

利用料金は60分300円(税込)、120分500円(税込)で、利用上限は120分。24時間利用可能だ。

今回の実証実験の大きな特徴は、全国で初めてカプセルトイ機器を使った完全無人の現金決済を導入した点だ。スマートフォンによる予約・決済・開錠施錠に加え、現金でも鍵の貸し出し手続きができる。スマートフォンを持たない高齢者なども利用でき、電源不要な設計のため今後の設置場所の拡大も見据えている。

なお、4輪モビリティは現金・オンライン決済の両方が選べるが、子ども乗せ自転車はオンライン決済のみとなる。利用には身長140cm以上、体重100kg以内という条件がある。

本実証実験は、京急沿線エリアマネジメント構想「ニューカルプロジェクト」におけるモビリティ整備の一環として実施される。2026年5月末までの期間は、東京都主催の「スタートアップ社会実装促進事業(PoC Ground Tokyo)」の支援も受ける。

京急電鉄とリモットは、多世代向けシェアモビリティのサービス体系を確立することで二次交通網の拡充を図り、沿線内外へのサービス拡大を目指す。

《森脇稔》

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