埼玉県所沢市の夢久(ムーク)は、軽トラック用レトロデザインカスタムキットの新モデル「ポーターキット」を4月1日に発売すると発表した。
同社は2022年12月12日にマツダ『ポーターキャブ』(1969年~1989年)風のデザインを再現した「キャブキット」を発売。その後、ユーザーから初代ポーターキャブルックのパーツを求める声が多く寄せられたため、フロントパネルとバンパー部分を見直し、車検対応をよりスムーズにした新モデルを開発した。
新たに追加された「ポーターモデル」は、初代のいわゆる「ガチャピンルック」と呼ばれる丸みのあるフロントフェイスが特徴だ。既存の「キャブモデル」と合わせ、フロントマスクキット、リアーパネルキット、フルキット、コンプリートカーの4種類を展開する。
材質はFRP製(グラスファイバー、塗装なし)で、フロントマスク、ライトベゼル、フロントバンパー、5インチヘッドランプ、ウインカー、サイドマーカー、リアパネル、テールレンズ、リフレクター、ガーニッシュなどで構成される。比較的簡単に組み付けできる設計となっている。なお、ガーニッシュはポーター(丸型ベゼル)には装着されない。
車検への対応については、フロントキットを組み付けた状態で軽自動車検査協会埼玉事務所所沢支所への持ち込みにより、そのままで車検の更新が可能であることを確認済みだ。フロントキットとリアーキットを両方組み付けた場合は、フロントバンパーを外してフロントマスクにナンバープレートを直接取り付けることで対応できるとしている。ただし、検査協会の判断は都道府県によって異なる場合があるとしており、外したテールランプは必ず保管するよう注意を促している。
取り付け可能な車種は、2013年8月23日以降にスズキが生産したDA16Tスズキ『キャリートラック』、およびそのOEM車両(マツダ『スクラムトラック』〈型式:DG16T〉、日産『NT100クリッパー』〈型式:DR16T〉、三菱『ミニキャブトラック』〈型式:DS16T〉)だ。
一方、2026年1月23日以降のスズキキャリーのモデルチェンジ車については取り付け確認が取れていないため、現時点では取付不可としている。同社は今後、新型車にも対応したモデルの開発を予定している。
価格(税込)はポーターキット・キャブキット共通で、フロントキットが28万4350円、リアーキットが7万1500円、フルキットが35万5850円。コンプリートは、車両価格+キット価格+塗装費用+取付け加工費用となる。
キットの販売および開発製造は夢久が担当し、全国12社の販売店でも取り扱いを行う。販売店は神奈川・埼玉・千葉・東京・愛知・兵庫・三重・群馬・愛媛・青森に展開している。
夢久はプロダクト・カーデザインや工業デザイン、各種成形品開発などを手がけており、キッザニア東京の車両デザイン製作も実績として持つ。




