自動運転×イマーシブ技術で「結束バンド」体験、S.RIDEが横浜で運行実証…音楽・エンタメCENTRALに合わせ

自動運転技術とイマーシブ(没入型)技術を掛け合わせた次世代の車内エンタテインメント体験を提供する車両の運行実証
自動運転技術とイマーシブ(没入型)技術を掛け合わせた次世代の車内エンタテインメント体験を提供する車両の運行実証全 3 枚

タクシーアプリ「S.RIDE」は、4月3~5日に横浜・みなとみらい地区で開催される音楽・エンタメ「CENTRAL MUSIC & ENTERTAINMENT FESTIVAL 2026」に合わせ、自動運転とイマーシブ技術を組み合わせた次世代の車内エンタテインメント体験を提供する車両の運行実証を行う。

【画像全3枚】

今回の実証は、ソニー、ソニーグループ、ソニー・ミュージックソリューションズ(SMS)、および自動運転技術を開発するムービーズとの連携のもと実施される。アニメ「ぼっち・ざ・ろっく!」の劇中バンド「結束バンド」のIPを活用し、移動中の車内を完全に没入できるエンタテインメント空間へと変える新たな乗車体験を提供する。

実証車両には、ムービーズが開発した自動運転技術(レベル2)を搭載。車内にはソニーの裸眼で立体視が可能な「空間再現ディスプレイ」と立体音響、ソニーグループのにおい制御技術「Tensor Valveテクノロジー」を統合し、視覚・聴覚・嗅覚が連動する没入型コンテンツを体験できる。

実施期間は4月3日~5日の9時~19時。実施エリアは横浜・みなとみらい地区のCENTRAL開催エリア周辺。体験はS.RIDEアプリから限定車両を選択して呼び出す形式で、乗車後はKアリーナ・臨港パーク・赤レンガ倉庫の3地点から目的地を選択できる。

実証車両は2台(別途、臨港パーク内に展示用車両1台を静態展示)。1回あたりの乗車人数は最大2名で、料金は無料。安全確保のため、運転席にドライバーが同乗して走行状況を監視する。数量限定・先着順で乗車記念カードも配布される。

エスライドが運行実証の主幹と配車アプリ基盤を担い、ソニーが空間再現ディスプレイと立体音響を提供、ソニーグループがTensor Valveテクノロジーを提供する。SMSが結束バンドのIP提供と車内コンテンツの演出・制作を担当し、ムービーズが自動運転実証車両の開発・提供・運行管理を行う。グリーンキャブ、国際自動車、寿交通、大和自動車交通、チェッカーキャブ無線協同組合が実施に協力する。

本イベントに先立ち、「結束バンド」のラッピングを施した特別仕様のジャパンタクシー10台(国際自動車・横浜)が、横浜市・川崎市・横須賀市・三浦市の京浜交通圏で期間限定走行を開始した。走行期間は2026年4月19日(日)まで。S.RIDEアプリから指定配車が可能で、期間中はアプリ上の車両アイコンもコラボ仕様に変わる。乗車記念カードの配布(数量限定・先着順)や、タクシーサイネージメディア「GROWTH」での関連コラボ動画放映(3月30日~4月5日)も実施される。

エスライドは「S.RIDEエンタテインメント・モビリティ構想」の実現を目指しており、今回の実証はその第一弾と位置づけている。2024年10月にはSMSと連携した没入型ホラーツアー「都市伝説タクシー」を運行するなど、モビリティとエンタメを掛け合わせた取り組みを続けてきた。今後も自動運転関連企業やIPホルダーとの共創を通じ、次世代のモビリティ・エコシステムの構築を目指すとしている。

《森脇稔》

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